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昨日と同じコンビニまでの道を行く。
彼が連れて行ってくれた部屋の前に着く。
昨日に比べて湿度は低くて、比較的過ごしやすい気温
だった。
改めて周りを見渡して思うこと。
このマンション、綺麗、デカい、高そう。
どこかの御曹司かなんかなのか。
と思うくらい良い所に住んでいた。
ピーンポーン
インターホンを1回押す。
『すみません、松村です。』
ガチャ 鍵が回る。
「あ、来たね、いいよ、入りな」
『では、お邪魔します。』
昨日はしっかり見なかった部屋も、目を凝らして見る
と、綺麗で物が少ない、俺の部屋とはかけ離れてた。
リビングへ到着して、誘導された場所に座る。
「今日は何？、あ、、そうだ名前、」
『あ、き、京本さん、でしたよね。』
「いいよ、大我で。北斗でいい？」
『はい、構いません。』
沈黙が続いて蝉の鳴き声が部屋に響く。
『「あの、(ねえ)」』
『「あ、」』
声をかけるタイミングが揃うだなんて小説みたい
気まずくなる。
「ねぇ、俺の苗字見て、なんか思わなかったの」
『え、？』
スマホを取り出してアプリを開く。
そして名前を見つめる。
京本大我、京本、きょうもと、、
あ、
『え、あ、あの京本さん、、？、』
声が震える。手汗が湧き出る。
「やっと気づいたの？北斗はサラリーマン？だよね、多分。じゃあ、説明しなくてもわかるか、」
そう言って冷えきった水を飲む大我。
京本、会社に務める人間なら、知らない人はいない。
だって京本グループは日本有数の大きな会社で
知らない大人はいない。
そう、彼奴、京本大我は、かの有名な京本グループの
御曹司だった。
やらかした。これは完全にやらかした。
「まあ、別にそんな焦ることないよ？笑」
「父親は俺の事なんて見てない。こんな俺の事なんて」
『…、あ、そう、ですか』
自分を嘲笑うような大我の発言に、
益々惹かれていく。
『今からじゃなくて構いません。これからでも良いので、
俺と、仲良くしてくれませんか？』
「いいよ。俺なんかでいいならね。」
どうして君を選んだのかなんて分からない。
君とならどこにでも行ける気がした。
もっと早く気づけるはずだった。
だって君が望むのは。
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田 仲(プロフ) - ジャニオタさん» 感想有難う御座います^^年齢、！訂正しておきます^^;ご指摘ありがとうございます！ (2020年6月6日 8時) (
レス) id: f3e0507416 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ(プロフ) - この小説とても良かったです！私も悲しい結末の小説は曖昧な方が好きです！１つ訂正なのですがニュースの年齢の所松村北斗(22)から松村北斗(24)になってました間違えではないのでしたらすみませんこれからも応援してます！ (2020年6月6日 8時) (レス) id: 5cba5617de (このIDを非表示/違反報告)
え - え、オリジナルじゃないんですか？ (2020年5月20日 23時) (レス) id: aa1d75e79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田 仲 | 作成日時：2020年5月6日 21時
