31頁 ポーチモンスター ページ31
でも、そろそろ引かないと。
彼らもいつまでに持ってこいとか言われているのだろう。
あの、クロウリーのことだから。
A「……君たち、何やら急いでいるようだね。
……僕が送ってあげよう。」
……ごめん、めちゃくちゃ急いでる理由知ってる。
知ってない感じ出して申し訳ないけど、めちゃくちゃ知ってる。
本来なら自分たちの力で帰ってもらうところなんだけど……。
少しくらいはいいかなって思って。
別にユウが疲れたって言っていたから声をかけて、後戻り出来なくなったとかそんなんじゃないし!!!
そんなんじゃないし!!!!
A「…お疲れ様。」
フードを被ってるから、見えないだろうけど
私は、笑ってそういって彼らに魔法をかけた。
辺りには、静けさが残る。
さーて、早く帰ろう!
私は、パチンと指を鳴らす。
クロウリー「うわっ!急に現れないでください……。
心臓に悪いです……。」
A「あはは、ごめんごめん!
ああ、それとそろそろ鏡舎に行ったら?きっともう帰って来てるはずだよ。」
私は、マントを脱いで空間魔法を使って、マジカルペンの中にしまい込んだ。
そして、キョトンとしているクロウリーを私は無理やり押して、鏡舎へ連れて行った。
クロウリー「────エッ!?本当に魔法石を探しにドワーフ鉱山へ行ったんですか?」
4人『へっ?』
4人が、間抜けな声を出す。
クロウリー「いやぁ、まさか本当に行くなんて…。」
A「ほら、言ったじゃんか。ユウがいないから、本当に行ったんじゃないかって。」
クロウリー「しかも、魔法石を持って帰ってくるなんて思ってもいませんでした。
粛々と退学手続きを進めてしまっていましたよ。」
グリム「んがっ!!なんて野郎なんだゾ!オレ様たちがとんでもねーバケモノと戦ってる時に!」
A「感謝してよね〜、私が慌てて止めたんだから。」
というか、今更ながら……。
あの、スペードを右目の所に描いてる青年!
朝いなかったよね!?
……ユウ……なんて恐ろしい子……。
少し前のゲームで、ポーチモンスターって言って手持ちが6体まで持てるゲームあったよなあ。
ユウは、それ目指してるのか!?
明日、起きたらまた1人増えてたりして……。
待って、オンボロ寮のゴースト数えたら……。
グリムとゴーストたちとエースともう1人……。
もう冒険出れるじゃん!!!
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あんぱん - ジャックハート…もしかして、ヴィランズ手下ですか!? (9月18日 17時) (レス) @page11 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 追記 ストーリーを書く上で閃いてしまった作者が50話を少しだけ変更致しました。前はスカラビア寮生と顔見知りふうにしたのですが、無かったように書き換えております。ですが、のちのちちゃんとスカラビア寮の話を書くのでご安心ください。 (2020年5月5日 18時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (2020年4月21日 22時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです!続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月19日 23時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シルフォン x他1人 | 作成日時:2020年4月18日 23時