13頁 ロック画面 ページ13
A「はー、笑った笑った。お腹痛いわ。」
あ、これ、あとでロック画面に設定しとこ。
クロウリー「はあ、貴方は本当に自由ですね。」
A「まあね!それが私のいいとこだかんな!」
クロウリー「しかし、まあ、どうしてくれましょうか。この像。お金がどんどん消えていきます…。」
とクロウリーが頭を抱える。
ん?頭を抱える……?
あっ……。昨日の呪文……。
A「あー……えーっと……。
きょ、今日は気分がいいから直してやるよ!!
ここは、初めてのマジカルペンの出番だな!」
マジカルペンを使って、初めて魔法を使うのが、像の立て直しか……。
私は、将来大工になるのだろうか。
ふむ……、夢のひとつに取り入れておこう。
要相談だ。
誰と?なんて野暮なことは聞くな。
マジカルペンを降って、像の時間を巻き戻す。
生命体には出来ないんだけどね。
クロウリー「やはり、先生の魔法は異次元…。」
A「何言ってんだよ、それなら異世界から来たであろうあの子の方が私より異次元だ。
それに、ここでは私は先生じゃなくて、生徒だ。
今誰もいないから良かったが、ちゃんと生徒扱いしろよ。早く慣れるといいがな。」
私は、笑って乱れた自分のリボンタイを直す。
A「さーて、早く行かない怒られちまう。
足止めくらったからなあ。
じゃあな、クロウリー先生〜♪」
手を振って、教室へ急ぐ。
今日は別に授業をするわけじゃなくて、クラス分けの紙が配られて、教科書が配布されるだけらしい。
案内の通りに歩いていく。
目的の教室があったため、扉を開ける。
A「すみません、遅れました。」
一斉に注目を浴びる。
?「……!!」
その場にいた1人が目を大きく開ける。
それは、前の教壇に立っているクルーウェルだった。
A「あー、ごめんなさい。
ちょっと、クロ……学園長に呼び止められて。」
やばいやばい。
さっき、クロウリーに今のお前は先生だろって言ったばかりなのに、私が出来てないんじゃ示しがつかねえわ。私も努力しよう。
クルーウェルは、少しだけ何となく……ソワソワしてる気がする。
けど、私が本人だとは思ってないんだと確信は持てないんだろうな。
クルーウェル「bad girl…初日から遅刻とはいい度胸だ。」
A「すみません……。」
私は急いで席に座る。
クルーウェルは、明日の予定を一通り説明したあと
教科書を配布し、解散となった。
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あんぱん - ジャックハート…もしかして、ヴィランズ手下ですか!? (9月18日 17時) (レス) @page11 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 追記 ストーリーを書く上で閃いてしまった作者が50話を少しだけ変更致しました。前はスカラビア寮生と顔見知りふうにしたのですが、無かったように書き換えております。ですが、のちのちちゃんとスカラビア寮の話を書くのでご安心ください。 (2020年5月5日 18時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます!引き続きよろしくお願いします! (2020年4月21日 22時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです!続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月19日 23時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シルフォン x他1人 | 作成日時:2020年4月18日 23時