2頁 なにもしてないもん！！ ページ2
手順は、こうだ。
鏡の前で名前をいう。
あとは、鏡の言うとおりにすればいい。
私の順番は1番最後だった。
いや、長いな。さすが名門校……。
なんて考えて……。
時間が経ち……。
ウトウトしている時に私の順番が回ってきた。
なんでわかったかって？
隣の人が経った時にガタッて椅子が鳴ったからさ！
ふう、危ない、危ない……。
最後の一人……つまり、私が歩いていく。
鏡の前に立ち、名前を聞かれる。
A｢私は……｣
言いかけると、扉が勢いよく開いた。
なんか、一人の生徒と……狸……いや、あれはモンスターか？を連れて学園長がやってくる。
A｢……ん？｣
あの学園長……何処かで見たことがある。
すると、向こうは
クロウリー｢おや？貴方はまだでしたか。
……って……え、えぇえ！？
あ、貴方……あの人の…子孫か何かですか…？｣
A｢……いや、御本人ですが？
いや、まさか君がここの先生とは…。
立派になったじゃないか。ここでは、先生と生徒だ。よろしくね。クロウリー先・生？｣
にんまりと最高の笑顔を彼に見せる。
彼は、仮面越しでも分かるくらいドン引きしていた。
私は、昔に学校の先生をしたことがあった。
その時のクラスの生徒が……。
そう、お察しの通りクロウリーである。
いやあ、昔に先生と生徒とだったのに、
現在になり、立場が変わるとは面白いこともあるものだ。
A｢さてさて、私は寮がまだ分からないんで、
そこの使い魔を連れた子には悪いけど、先にやらせてもらうね。｣
闇の鏡｢汝の名を告げよ。｣
この鏡を見るのは久しぶりだ。
女王様がお気に入りだったな。
A｢私はA・カース。｣
私、このラストネーム好きじゃないんだよね。
だって、スペルは違うけどカースって｢呪われた｣とか呪いって意味でしょ？
名前から呪われてるって……ちょっと恐ろしくない？
だから、好きじゃない。
闇の鏡｢汝の……魂のかたちは……。｣
しばらくの沈黙。
そして、告げられた一言。
闇の鏡｢……わからぬ。｣
A｢…………。｣
絶句。そんなことある？
闇の鏡｢この者から様々なかたち、色、が入り交じっている。そのため、どこにも相応しく、どこにも相応しくない！｣
周りがザワザワとし始める。
そこで、クロウリーがスススーと近付いてきて
クロウリー｢……A先生、貴方何したんです！？｣
と小声で聞いてきた。
A｢いや、何もしてねえよ！｣
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あんぱん - ジャックハート…もしかして、ヴィランズ手下ですか！？ (9月18日 17時) (
レス) @page11 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 追記 ストーリーを書く上で閃いてしまった作者が50話を少しだけ変更致しました。前はスカラビア寮生と顔見知りふうにしたのですが、無かったように書き換えております。ですが、のちのちちゃんとスカラビア寮の話を書くのでご安心ください。 (2020年5月5日 18時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (2020年4月21日 22時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
アルファ - とてもおもしろいです！続き楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2020年4月21日 14時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月19日 23時) (レス) id: a65dfc2637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルフォン x他1人 | 作成日時：2020年4月18日 23時
