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ページ20

涼「 ところでさ、 」



『 なんですか 』



涼「 うん…あからさまに嫌な顔すんのやめよーぜ?さすがに傷つくわ。


……お前、大ちゃんのこといつから好きなの? 」



『 いつから…って言われても…


最初はほら、推し的な好きだったんですよ


けど…サッカーに夢中になってる姿見て、

ゴール決めたらガッツポーズして仲間とハイタッチしてる有岡先輩の笑顔に惹かれた…って……




は?!なんで山田先生にそんなこと言わなきゃいけないわけ?! 』



涼「 おっせーよw


でも……そーゆーことなんだ

じゃあさ…… 」







山田先生から一瞬で笑みが消えたかと思えば、







ドンッ─






涼「 俺が教師として一生懸命働いたら、

Aにちょっとは意識してもらえる? 」








私に壁ドンしてそう聞いてきた。




一瞬何が起こったかわからなくて頭真っ白になったけど、


直後に私の脳内は嫌悪感で満たされていく。







『 そんな当たり前のことかっこいい風に言わないで、てか離れて。近い。 』


涼「 …そんな怖い声すんなよ… 」


『 いやあんたが……え? 』






なんで…




なんでそんな寂しそうな顔するわけ…?

◇→←◇



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作者名:いちごだいふく。 | 作成日時:2018年12月25日 18時

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