◇ ページ20
涼「 ところでさ、 」
『 なんですか 』
涼「 うん…あからさまに嫌な顔すんのやめよーぜ?さすがに傷つくわ。
……お前、大ちゃんのこといつから好きなの? 」
『 いつから…って言われても…
最初はほら、推し的な好きだったんですよ
けど…サッカーに夢中になってる姿見て、
ゴール決めたらガッツポーズして仲間とハイタッチしてる有岡先輩の笑顔に惹かれた…って……
は?!なんで山田先生にそんなこと言わなきゃいけないわけ?! 』
涼「 おっせーよw
でも……そーゆーことなんだ
じゃあさ…… 」
山田先生から一瞬で笑みが消えたかと思えば、
ドンッ─
涼「 俺が教師として一生懸命働いたら、
Aにちょっとは意識してもらえる? 」
私に壁ドンしてそう聞いてきた。
一瞬何が起こったかわからなくて頭真っ白になったけど、
直後に私の脳内は嫌悪感で満たされていく。
『 そんな当たり前のことかっこいい風に言わないで、てか離れて。近い。 』
涼「 …そんな怖い声すんなよ… 」
『 いやあんたが……え? 』
なんで…
なんでそんな寂しそうな顔するわけ…?
145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちごだいふく。 | 作成日時:2018年12月25日 18時