#___09 ページ9
A side
ー家ー
「すかい大丈夫かな…」
港人「…心配やな…」
來良「あんな顔初めて見たわ」
優心「殴ったりするような人じゃないから相当頭にきたんだろうね」
「…って何で2人いんの？」
來良「おじゃましてます！」
優心「意外と綺麗だね笑」
答えになってない…
「あ、ねぇ、気になったんだけどさ、その、床波志音？って人は何ですかいに怪我させたの？」
來良「去年の発表会で志音とすかいと祥生が同じグループやったんやけど、志音がしたかったポジションをすかいがやったんよ。みんなの推薦で。それが気に食わんやったみたいで、足怪我させた」
「…え、たったそれだけで？」
港人「たったそれだけって言っても、見に来る子達のほとんどが女の子やから、印象残すにはいいポジションをしたいってのが本音やから」
「…そうなんだ…」
女の子の為に？笑
優心「俺は女の子に印象残したいとか1ミリも考えた事なかったけどね笑」
「偉い！優心！」
來良「そこから仲悪くなって、志音は転校したってわけ」
「…すかいも大変だったよね…」
來良「ハワイ行かんのかな…」
ハワイ行ってすかいだけ出ないくらいなら、ハワイに行かなくてもいいからみんなで出たいって思うけど…
決めるのは蓮君だから…
來良「お邪魔しましたー」
優心「またきマース」
ミナ「いつでも来てねー」
來良「はい！」
優心「失礼しまーす！」
港人「…A」
「ん？」
港人「…自分のせいとか考えんようにな」
「…え？」
港人「こうなったのはAのせいやないから。じゃ」
「…うん」
ミナ「港人素直になったな笑」
「…うんっ笑」
私も素直に嬉しかった
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月3日 22時
