プデュ高校生活2 (ページ28)

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港人 side

汐恩達の気持ちはわからなくもない。

めいが留学する前からあの4人とめいはあんまり仲が良くなかった

めいだけならまだしもAも今はいる

Aは鈍感やし何もわからんし人をすぐ信じてしまうからあの4人も色々と思うんやろうけど…

「めい」

めい「…港人」

やっぱりここにいた(屋上)

めい「…ごめんね。空気悪くしちゃって」

「…あんま考えん方がええで。あの4人とは前からこんな感じやったし」

めい「…うん。なんにも変わってなかった。私を嫌ってるのもよく伝わってきた…でも1つ変わったのはAちゃんがいる事だね」

めいは遠くの一点だけを見てそういった

めい「…あの4人はAちゃんの事好きなの？」

「…まぁ」

めい「やっぱり笑分かりやすいもん笑」

「Aが鈍感やからあかんねん」

めい「…港人も好きなの？」

急な質問に少し動揺してしまった

「…俺は…」

何で…すぐ＂好き＂って言葉が出ないんやろ…

Aの事が好きなはずなのに…何で…

そんな事思ってるとめいは俺に抱きついてきた

めい「私ずっと港人の事好きだった。留学してた時もずっと…ずっと…港人の事考えてた…。港人は…好き？」

「……好きだよ」

めい「…本当に？じゃ……「Aの事が」

めい「…え？」

「俺もAの事が好きやねん」

めい「…港人…」

「めいは1人の友達として好き」

めい「…」

「俺先に戻るわ」

めいの肩を軽くポンポンと叩いて屋上を出た

めいを嫌いなわけではない

だけど、恋愛感情としてはもう見れない

鶴房「Aこれ食べろ！」

翔也「いやこれだって！」

拓実「いや、こっちの方が絶対美味いから！」

金城「アホなん？栄養あるのはこれやん」

A「うるさい～～～笑笑」

今はAがいるから