プデュ高校生活2 (ページ23)

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A side

ー退院ー

朝から荷物の準備で忙しい

母「これは？いるん？いらんの？」

「いらん」

ミナ「昨日のうちに荷物はつめとくもんやん」

「ごめんなさーい」

なーんて、私は口を動かしてお母さんとお姉ちゃんはバタバタしてる

母「よっし、じゃー私とミナは先に降りてるからAもゆっくり来なさい。いい？」

「はーい」

あんまり動かない足をどうにか下ろして松葉杖をついた

「ありがとうございましたっ」

病室とベッドにお礼をして出た

翔也「Aー」

「翔也」

翔也「1人やと危ないじゃん」

「来てくれたん？」

翔也「当たり前！他のみんなは来てない？」

「そんなみんな来ないよ笑退院ごときで笑」

翔也「下までいく？」

「うん」

翔也から支えてもらいながら下まで行った

ミナ「翔也～！」

翔也「ミナちゃん。あ、お母さん。こんにちは」

母「あら、可愛いわね笑 Aの彼氏？」

何言って笑

翔也「いつかは笑」

「ちょっと」

母「ふふ笑わざわざありがとね！…せっかくなんだしうちに寄ってなんか食べていく？ちょうどお昼だしね」

翔也「え！いいんですか？！」

母「もちろん！」

ミナ「おいでおいで！」

私を見る翔也

「いいよ！」

翔也「よっしゃー！行きます！」

そのまま車に乗って家まで行った

ー家ー

母「できるまではAの部屋で待っててね～」

翔也「はーい」

待って、階段登れん、、、

どうしよう…なんて思ってるといきなり体が浮いた

「翔也？！」

翔也「余裕余裕！」

私をおんぶして階段を登ってくれる翔也

「重いのに」

翔也「全然やん！」

意外と力持ちな翔也にびっくりした

部屋に飾ってる写真を見て独り言をブツブツ言ってる

翔也「これ、港人ともう1人の人は？」

「幼なじみだよ。もういないけどね…」

翔也「…いないって…」

「亡くなったの」

翔也「…ごめん…」

「何で謝んの笑大丈夫！翔也って意外と優しいね笑」

翔也「意外って何だよ笑」

普段一緒におる事が多いのに気づかなかった

翔也の優しさに