#___19 ページ19
A side
蓮「じゃー帰ろっか」
勝就「また来るねー」
「ありがとう！」
ヨン「1週間日本いるからまた会おう」
ユン「連絡待ってるよ」
ヒチョ「ちゃんと休んでね？」
「うん。ありがとう」
みんなが出て行った後純喜君だけ戻ってきた
「忘れ物？」
純喜「…ううん。」
少し深刻そうな顔だった
純喜「…港人の事なんやけど」
「家の用事やないんやろ？」
そう言うと純喜君は驚いていた
「バレバレや笑 運ばれてる時うっすらやったけど港人と女の子が話してるの見えた笑」
純喜「そっか。ごめんな」
「何で謝るん笑 悪い事してないのに。…あの女の子って…誰なん？」
純喜「……めい……中本めい…」
「…誰？」
純喜「港人が高1の時付き合ってた相手」
「……」
付き合ってた…？？？
そんなの……聞いてない…
純喜「やけど、夏休み入る前に留学した」
「帰ってきたったこと？」
純喜「うん。…いきなりでびっくりしてる。もちろん港人が1番びっくりしてると思う。 めいは留学行く事を誰にも言わないまま留学したから。いきなり戻ってきてびっくりしてるんやと思う」
港人にそんな相手がいたなんて初めて知った
純喜「…港人の事理解し……「大丈夫。」
「ちゃんとわかってるから。」
純喜「…」
そう言い聞かせた
しばらくしてドアが開いた
「お、港人、」
港人「何してん…」
港人だった
「足が痛くなっただけ笑 頑張ったからさ笑」
港人「…心配したやんか…」
港人はそういいながら椅子に座った
「あ、そういえば聞いた？ ハワイに行けるって」
港人「ホンマに？」
「うん！ワーナー高が棄権したから私たちが行けるって！ 良かったね」
港人「マジか〜よかったわ！」
私は港人を見て笑ってみせた
ちゃんと笑えてるかな
港人「いつ退院できるん？」
「明後日には出来ると思う」
港人「そっか。じゃーまた迎えくるわ」
「うん。ありがとう」
あの事は聞かないようにしとこう
「港人」
振り向く港人
「…港人は港人の思うままにしていいんだからね？ …私は大丈夫だから」
港人「…どうしたん？」
「…ううん笑 なんとなく言ってみただけ笑」
港人「なんやねん笑 またな笑」
「うん笑」
いつか港人も離れるんだ
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月3日 22時
