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港人 side
部活が終わって純喜君と病院に向かった
純喜「ミナ！！！」
ミナ「来てくれたん…」
「Aは？」
ミナ「今見てもらってる。Aに何があったん？」
純喜「…俺らも詳しいことはわからん…」
何でこんな事になんねん……
A母「ありがとうございました」
「A！！」
ミナ「大丈夫？！」
A「…捻挫みたい…笑」
A母「ちょっと向こう行ってくるからAをお願い」
4人で椅子に腰をかけた
純喜「これはひどいな…」
A「…ごめんね…」
「何で謝るん。Aは悪くないから」
ミナ「…A…何があったん？」
Aはしばらく下を向いてやっと口を動かした
A「……トイレから出たら…………」
全部話を聞いて俺は呆れて何も言えなかった
ミナ「その子は港人が好きなん？」
A「私にはそう聞こえたけど…」
「そんなん俺が無理やわ」
ミナ「そういう子本当にしつこいタイプやな…」
「…なぁ、すかいと床波麗って何かあるん？」
純喜「何で？」
「今日、購買から戻ってたら2人でおるところ見た」
純喜「…すかいは志音と仲良かったからな…麗とも仲良かったし…」
A「みんな知ってるん？」
実は、床波麗は床波志音の妹で床波志音は高1の時この高校に通っていた
ダンス部にはいってたけど、発表会の1週間前にすかいに怪我をさせて責められた床波志音は発表会前に転校した
それまで放課後とか休みの日に床波麗が見に来ていた
ミナ「兄妹揃って人を怪我させるの得意なん？」
純喜「…志音とすかいはめっちゃ仲良かったのにな」
「……とりあえずこれからは俺らか離れんようにせんとな…ごめんな…」
A「謝らんで？ ありがとう」
何で…何もしてないやつがこんな目に合わんといかんねん
…何で床波麗はここにおんねん…
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作者名：mim | 作成日時：2020年3月3日 22時
