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川西side
転校してきたA
一言でいえば、俺のタイプ
でも、まだそんなに話したことないし、しおんとか祥生みたいにグイグイいけないから難しい
翔也は持ち前の明るさで気が合いそうだし
しおんは無愛想に見えて意外といくし
祥生はもうアピールしてるし
俺は控えめになってしまって何したらいいかわからん
自分からあんまグイグイいける方やないから…
ー休み時間ー
「どうしたらいいかわからん」
來良「グイグイいけんもんなぁ」
「ほんまにわからん」
來良「んー難しいなぁ。んーーーーーー遊びに誘うとか？」
「いや、早いやろ。2人じゃ何話したらいいかわからん」
來良「んーじゃー、あ、でもさ、映画見るの好きゆーてたから何が好きか聞いたらええやん」
「あーーーー！それはありかも」
ナイス來良！！！！！
「いい！ナイス！！！！」
早速、1人で机に座って携帯触ってるAの前に座った
A「…えっと拓実君だっけ？」
「覚えてるん？！」
A「そのピンクの髪色めっちゃ似合ってるから！ 」
可愛い…いや、！嬉しい…
「拓実でいいから、俺もAって呼ぶな」
A「おっけい！」
「てか、映画見るの好きゆーてたけど何が好きなん」
A「私が1番好きだったのは、韓国にいた時に見たんだけど七番房の奇跡っていう映画かな〜」
「え、まって、韓国おったん？」
A「うん！1年だけね」
だから、こんな韓国人っぽいんか
「俺めっちゃ韓国行きたいねん！ 今度案内してや！」
A「全然おけ！ 夏休みに韓国行くからその時でも！」
え！夏休みに一緒に韓国行くってことやんな？
え、まじ？ こんなあっさりゆーてるけどえ？
すぐさま來良に報告しに行った
「今度韓国案内してもらう約束したんやけどやばない？」
來良「まじ？！ よかったやん！」
「夏休み韓国行くからその時ね！って。これさ、一緒に行くってことでええん？」
來良「やない？」
他の奴より俺の方がすげえ気がする
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作者名：mim | 作成日時：2020年2月8日 11時
