プデュ高校生活 (ページ39)

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港人 side

部活が終わってみんなで学校を出る

瑠姫「A！家まで送って行こうか？」

A「え？」

龍斗志「何で瑠姫が？港人でいいやん」

俺の方をみるA

「…俺、今日寄らなとこあるからごめん」

Aは下を向いた

俺何やってんだろ…

A「瑠姫君、帰ろ」

祥生「俺も送りたいけど瑠姫君いるから大丈夫やな」

拓実「何かあったら電話してな？」

鶴房「今日はゆっくり休め」

翔也「ボーッとして事故らんようにね」

勝就「よしっ、じゃーみんなたまた明日！」

俺はとりあえず純喜君と同じ方向に向かった

純喜「なぁ、どうしたん？ Aと何かあったん？」

「…自信がないねん。祥生達みたいに素直になれん。あの時は絶対大丈夫とか思ってたけど、Aと話したりしてるの見ると、自信がなくなって…どう接したらいいかわからんねん…」

純喜「…でもな～今1番可哀想なのはAと思うで？ある日いきなり5人の男から好きって言われたんやもん笑どうしたらええかわからんやろ笑

幼なじみだからわかる事やってあるやろ？祥生達みたいに毎日毎日Aに想い伝えんくても港人にだって出来る事があると思うで？」

俺だから出来ること……

純喜「Aやから絶対港人の事わかってると思う」

「……うん」

俺、ちゃんとAに自分の口で伝えたい

「純喜君、俺Aのとこ行ってくる」

純喜「おう！気をつけろよ！」

俺は走りながら手をふった