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A side
昨日のキスマの事が恥ずかしくてみんなと上手く顔を合わせる事ができない
拓実「A？ 何でそんな無視するん」
祥生「…？」
「ちょっと4人来て…」
拓実、祥生、翔也、汐恩を呼んだ
港人「はぁ…」
「…これ…」
鶴房「やっと気づいたんかよ」
「…キスマとか思わんくて…」
祥生「やられた相手は？」
「…港人…」
祥生「やっぱり…」
「どうしたらいい？ 絶対景瑚君にはバレてたから他のみんなにもバレるし…何か恥ずかしいんだけど…」
翔也「景瑚くんならみんなには言わないと思うから大丈夫」
拓実「…ちゃんと隠しとかんとな…」
「…ごめんねみんな。あんなに必死にかばってくれて。」
祥生「…ちょっと待ってて」
祥生は教室に戻って港人を連れてきた
港人「何？」
祥生「もう、この際やから言うわ。 俺たちみんなAの事が好きやねん」
「え…？」
拓実「…？！」
翔也「…ぇ…ちょ…」
鶴房「…」下を向く
港人「…」ﾆﾔ
いきなりの発言に私は目を見開いて頭が真っ白になった
「…どういうこと…？」
祥生「俺も、拓実も、翔也も、汐恩も、港人も。みんなAが好きやねん」
「それは、友達としてでしょ？」
拓実「違う。 1人の女の子として」
「…何で…」
鶴房「ほんまに鈍感やな笑 まぁ、そういう所も好きな部分なんやけどな」
翔也「何よりもめっちゃ可愛いしね笑」
港人「そうやなかったらキスマとかつけんわ」
拓実「それはやりすぎ笑」
祥生「ってことだから、俺ら本気やねん。本気でAが好きやからAに好きになってほしくて必死やねん」
みんなのまっすぐな目が本気ってことをしめす
「…私はどうしたらいいの」
港人「Aはいつも通りでええ」
拓実「俺らがめっちゃ愛あげるから受け取ってや笑」
鶴房「逃げんなよ笑」
翔也「上手くあげれるかな〜笑」
祥生「よし！やっと言えたから俺らこれからもっとガチでいくで？覚悟しといてな笑」
この時、いつも何気なく一緒にいるみんなが凄くカッコイイ男に見えた
私は…この中の誰かを選ばないといけないの…
もちろんこの時は後々まさかあんな事になるとは思ってなかった
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作者名：mim | 作成日時：2020年2月8日 11時
