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板東 side
ｰコンビニｰ
店員「ありがとうございました〜」
「ありがとうございます」
お店を出て戻ってると目の前で誰かが止まった
「…あい？」
あい「久しぶり」
元カノだった
「何でおるん？」
あい「車から降りたら丁度湧梧を見かけて」
「車？どういうこと？ 福岡に住んでるん？」
あい「うん。今年の3月からこっちにきて妹と住んでるの」
指さしたとこは俺の斜め前のマンションだった
あい「話がしたくて電話したけど出てもすぐ切られるし」
「電話番号誰に聞いたん？」
あい「〇〇(共通友達)に聞いたら教えてくれた」
「まじそーゆーのやめて欲しい。俺とあいはもう終わってんねんやから」
あい「何でそういう事言うん？ 話くらい聞いてよ」
「話す事とかないって」
あい「何で何も言わずにいなくなったの？」
「話す気ないから」
歩く俺を止めるあい
あい「西内A」
そう言われて思わず止まってしまった
あい「彼女なんでしょ？」
「何で知ってるん」
あい「選手みんなに媚び売ってチヤホヤされてるって噂聞いたけど」
「誰からの噂だよ」
あい「私の質問に答えてくれないのに答えれるわけないでしょ」
「…」
あい「はたちにもなってない子と付き合うとか湧梧どうかしてる。そんな子とは絶対別れる」
「Aはあいと違うから」
あい「…」
何の為にあいはこっちに来たんだよ
Aが選手と仲がいいってのは誰の情報…
ｶﾞﾁｬｯ
A「おかえり！ 」
「おう、あれ、ここ服置いとったよね？」
A「いずみんのでしょ？ ばんちゃん携帯持っていってなかったから連絡つかなくて私に連絡きて取り来てたから渡した」
「そっか。ありがと」
A「うん、」
携帯を見ると、泉の通知の次にあいからの電話がかかってきていた
「はぁ…」
A「…」
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作者名：mim | 作成日時：2021年8月2日 16時
