千の夜をこえて-2- (ページ5)

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ep.5 ページ5

〜

碧「本当に1人で行くのかよ」

『うん』

碧「心配なんだけど。変なやつに声掛けられたりしないか」

『大丈夫だよ。声かけられるほど可愛くないし』

碧「可愛いから言ってるんだよ、、、。」

『よし。じゃあ、行ってきます』

母「本当にお兄ちゃんも行かなくて大丈夫？」

『大丈夫だって笑』

母「何かあったらすぐ連絡してよ？」

『わかった！じゃー行ってきます』

新幹線に乗って兵庫まで向かった

とりあえず兵庫に着いたらホテルに荷物を置いてその後お兄ちゃんに教えてもらった、律くんが通ってたクラブチームに行ってみよう

にしても……やっぱりこのワンピース似合ってないかな…

他の人がワンピース着てるの見ると余計に思ってしまう…

ピロン/

お兄ちゃん新幹線乗った? 大丈夫?さっき言うの忘れてたけど、そのワンピースめっちゃ似合ってるから、いつものAで律に会って話をしてこい!!

お兄ちゃん、、笑笑

〜

碧「お母さん」

母「んー？」

碧「もし、Aが泣いて帰ってきたりしたらどうしよ」

母「泣いて？」

碧「うん。律に会えなかったとか……律に……彼女がいたとか……」

母「ん〜、どっちも有り得るね〜。無傷なまま人を愛せることはできない。傷ついて、傷つける、そういうもんだよ恋愛は」

碧「…傷ついて…傷つけて」