千の夜をこえて-2- (ページ35)

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その日の夜、サッカー部での集まりに私も呼ばれた

もちろん律くんもいる

薫君も来る事になったから、ソラも、そして、花さんも参加した

碧「そしたら、え〜、卒業祝い、それに、律のプロ入りを祝しまして、カンパーイ！！！！」

みんな「カンパーイ！！！！」

みんな、飲んではいけないお酒を解禁して

今までの思い出を語り合いながら顔を真っ赤にしている笑

花「A聞いたよ〜笑みんなの前でキスしたって〜？笑笑やるじゃーん！笑」

『何で知ってんの？！』

花「(ソラを指さす)」

ソラ「…ハハッごめん笑笑」

『もぉ〜笑笑言わないでよー笑』

花「いーじゃん！いーじゃん！笑彼氏と彼女なんだし別におかしい事じゃないんだからさぁ！笑で？！彼氏はこれからどうすんの？」

ソラ「え、花さんもしかしてドラフト見てないの？！」

花「私野球わかんないからさ笑え、何？なんか凄いの？」

ソラ「ドラフト6位で選ばれて、プロ入りだよ笑」

花「へぇー！プロなんだ！凄いじゃん！」

『まぁ、笑でも、6位だからいつどうなるかわかんないし、甘くないから頑張ってもらわないとだよ』

花「かぁ〜彼女厳しいね笑」

『それよりも、お兄ちゃんの事頼んだよ花さん！』

花「うん！任せて任せて笑」

薫「Aー！お兄ちゃん酔ってるぞー！笑」

上半身裸のお兄ちゃん笑

『花さん後は頼んだ、笑私ちょっと外行ってくるね笑』

〜

電話

《何にもないから安心して笑》

《心配だわ…》

《颯一郎も今みんなと居るんでしょ？今日くらいは思いっきり楽しまないと笑私はソラも花さんもいるから大丈夫》

《分かった…また夜連絡する》

《分かった笑またね》

堂安「彼氏？笑」

『律くん…』

堂安「颯一郎心配してるんちゃう？笑」

『うん笑』

堂安「愛されてんな笑」

『律君は彼女とかいないの？』

堂安「おらん笑今はな笑その内できたらええけど」

『出来るよ。律くんなら』

堂安「……後悔してからじゃ遅いよなほんまに」

『…だからこそ次は後悔しないようにしないと。大切な人を大切に』

堂安「……笑大人になったな笑」

『ちょっと上からじゃん笑 1つしか変わんないのに〜笑』

私だって何度後悔したか

でも、過去を見ても何も進まない

前を向いていかないと

大切にしてくれる人はすぐ側にいるんだから