#___47 ページ47
上林 side
「まじで泊まるん？」
石川「帰るのめんどくさいもん笑」
「車じゃないっすか」
石川「いいやん別に！ てか、何で今日残らんやったん」
「え、特に理由はない笑」
石川「絶対ウソ、笑 」
「はぁ？笑」
石川「見たくなかったんやろ笑 あの2人を」
「別に、笑」
石川「素直じゃねーなー笑」
しゅーたさんの言う通り。見たくなかった。2人がいる所を
あの日、おめでとう。と1番最初に言ったのは俺だけどあれは、ただ自分に言い聞かせただけだった
もうAを好きでいたらいけない
これはおめでたい事なんだ
そうやって、自分に言い聞かせてた
石川「でもさ〜、別に諦めんでもいいんじゃね？」
「？」
石川「まだ交際してるだけじゃん？笑 結婚するわけでもないしさAとかまだ20歳ぞ？ 20歳とかどう気持ちが変わるかわからんやん笑」
「いや、Aはそんなコロコロ変わる人じゃない笑」
石川「まぁ、。湧梧に何もないならの話しね。あいつもモテるしどうなるかわからんし」
「しゅーたさんAと同じこと言ってる笑」
石川「まじ？笑」
「この間、Aと話した時にAが言ったんすよ。
付き合っててもどうなるかなんてわかんないし、本気で好きな人の事を簡単に諦める事ができるって事は本気じゃなかったって事だって」
石川「ばやしがAの事を言ってるって本人は何も知らずに言ってるん笑」
「そう笑 まぁ、それは仕方ないけど、笑 本人からそう言われたら、好きのままでいようって思って笑」
石川「いんじゃん笑 好きのままで。もし2人が別れて1人になったらばやしがいけばいいし笑」
「そうならん事を願うけど。」
Aを思うとそうはなってほしくない
傷ついてまた泣いてるところを見たくないから
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作者名：mim | 作成日時：2021年5月27日 19時
