#___17 ページ17
泉 side
リビングで映画を見てるとドアが開く音がした
「A、どしたん？」
A「眠れん、笑」
「まじ笑 ここ座んな」
ちょこんと座るA
何かさ自分で言うのもだけどカップルみたいじゃね？
いや、ダメダメ。Aには…
A「さっきさ、家の前に男の人いたじゃん」
「あ、うん」
A「あれ、元カレなんだよね」
「うん」
だと思っていた。Aの顔を見た時多分知ってる人だと思った。年齢も近そうだったからもしかしたら元カレかなんかかなと察した
A「1つ上の先輩で、1年半付き合ってたんだよね」
「結構長いじゃん」
A「うん。でも、私が高2からドームのバイト始めたじゃん？ それから束縛が激しくなって別れたんだけどさ…」
「それから連絡とかなかったん？」
A「うん。全部変えた」
「で、何で今さら？」
A「いや、自分でもびっくりしてる。高校の時は大将の家に住んでてそこにすら連れて来た事もなかったし当たり前に今の家を知ってるはずもないし、3年も経つのに…」
何か嫌な予感がした。
ｰ次の日ｰ
起きるといい匂いがしていた
A「あ、おはよう！ ごめん、勝手に作った笑」
「うわ、美味そう！ しゅんに自慢出来るわ〜」
A「しゅん君絶対うるさいやつじゃんwwww」
「頂きまーす。 うん、うまい」
A「え、てか、今日いずみん練習じゃん」
「うん、昼から」
A「じゃーそのタイミングで私も帰ろっと」
「え、一緒に行こ」
A「どこに？」
「練習」
A「何で？」
「いや、元カレおるかもしれんのに危ないし。和子さんの手伝いでもしたらいいよ」
A「え、流石にそれはダメ。厚かましいし、」
「いや、どこが？逆に今さらじゃん笑」
ってな訳で少し早めに出て一旦Aの家に行った
同じ服をきていくのは嫌だらしい
運良く男はいなかった。でもどこで待ち伏せしてるかわかんないしな〜
お兄ちゃん心配だわ、、、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mim | 作成日時：2021年5月27日 19時
