僕らのGuardian 4 ［BTS］

SP No.164 ジミンside ページ19

ジミンside





幸い打撲の軽傷ですんだジョングクはすぐに退院出来た。





ジョングクが怪我をしたニュースは、あまりにも騒ぎが大きくなったため、メディアへの流出を食い止めることは出来ず。
でも脅迫状が来ていることを表立って出すわけにはいかないから、メディアには事故として伝えて、軽症だから大丈夫だと公式を通して発表した。





ジン「ジョングガ〜準備出来たか？」





あれから1週間。
ジョングクの怪我も大分よくなった。





ジン「ジョングガ？」





グク「・・・・・」





退院をしてからぼーっとするようになったジョングク。
仕事中はなんとか頑張ってるみたいだけど笑顔も減って、それは日に日に酷くなっている気がする。





「ジョングク」





グク「！！！」





肩をポンと叩くとハッとするジョングク。





グク「ごめんなさい。呼びましたか？」





ジニヒョンの声が耳にも入ってないみたい。





「ジニヒョンが出かける準備出来たかって聞いてるよ。もうちょっとでマネヒョンがむかえに来るみたい」





グク「あぁ、まだしてませんでした。すぐ準備してきます」





普段はマンネを発揮してわがままも言ってくるくせに、悩み事や相談事は絶対に自分から言ってこないジョングク。
自分の中で消化しきれていないのに吐き出そうとはしない頑固者。
原因はわかっているんだ。
でも僕じゃどうして上げることも出来ない。





重い腰を上げてリビングを出て行くジョングクをただ見つめることしか僕には出来ないのだろうか・・・

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