僕らのGuardian 4 ［BTS］

SP No.159 ジミンside ページ14

ジミンside





テテ「ユナクさん、スタジオで失礼な口の聞き方してすみませんでした」




あの時のスタジオでのテヒョンのは、何年も一緒に過ごしてきた僕も初めて見る姿だった。





ユナク「気になさらないで下さい。気が動転されていたので無理はありません」





テテ「年上の方にあんたらなんか生意気なこと言っちゃって」





ユナク「それだけケイスケのことを心配してくれていたのでしょう。あなたの気持ちはわかります。しかしあそこで手伝わせて、あなたたち怪我でもさせたら、あとでケイスケに何言われるかわかりませんから。上司の面目丸つぶれです」





テテ「ケイスケって怒ったら怖いですもんね。俺よく怒らせるからよく知ってます」





ユナク「はい」笑





テテ「イヒッ」笑





テヒョンは涙を目にいっぱいためながら力なく笑顔を浮かべた。













しばらくして手術中のランプが消えた。
その瞬間みんなが一斉に立ち上がった。





手術室の扉が開かれるまでほんの僅かなはずなのに、僕にはすごく長く感じられて、心臓は初めてステージに立った時よりもバクバク騒がしく、手は汗でびっしょりになっている。





ジン「あ、出てきた」





ジニヒョンの声に、ケイスケ君が出てきたって思ったら、出てきたのは先生だけで、先生の後ろを見てもケイスケ君が出てくる様子はない。





「なん、で・・出てこないの？」





嫌な汗が背中をつたい、ゴクリと喉を鳴らす。





ユナク「先生、手術の方は？」





医者「出血がひどく血圧が急激に低下しまして」





「え・・・」

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