SP No.153 ソンジェside ページ8
ソンジェside
倒れていく棚とともに視界から消えたA。
「うそ、だろ？」
悲鳴が響き渡るスタジオ。
「A！」
散らばる割れたガラスなんて目もくれずに必死で棚を持ち上げる。
破片が当たり手のひらを傷つけていくの何かに構ってられない。
ユナク［ソンジェ、何事だ］
「ケイスケが倒れてきた棚の下敷きになった！護衛対象者は無事！早く応援に来てくれっ！！」
ユナク［くそっ！すぐ向かう！］
無線が切れてもう一度歯を食いしばり棚を持ち上げる。
ダメだ、一人では持ち上がらない。
「誰か手を貸してください！お願いします！！」
スタッフ「て、手伝います！」
数名のスタッフとともに掛け声をかけて持ち上げる。
テテ「俺も手伝います！」
スタッフ「ダメです！ガラスの破片が飛び散ってます！怪我したらどうするんですか！？」
テテ「そんなこと言ってらんないでしょ！！ケイスケを早く助けてあげなきゃ！！！」
スタッフ数名に体を押えられ涙目で訴えるテヒョン君。
テテ「離せ！！」
テヒョン君がスタッフを力いっぱい押しのけたそのとき
ユナク「駄目です。テヒョンさんはこちらにいて下さい」
ユナクがテヒョン君の前に立ちはだかった。
テテ「何言ってんだよ！？あんたらの仲間が下敷きになってんだろ！早く助けなきゃケイスケがっ！」
ユナク「何のためにっ！！何のためにケイスケが身代わりになったと思ってるんですか！あなたたちを守るためです！それを無駄にするんですか！？」
テテ「・・・・うぅあぁぁぁぁぁ！！！」
膝から崩れ落ちるテヒョン君。
ユナク「とにかくこちらにいて下さい。他の皆さんもです」
ジミン「うぅ、ケイスケ君」
ユンギ「っ、くそ！」
歯を食いしばっているメンバーたち。
ユナク「すまん遅くなった。ケイスケを早く出してやろう！」
「うん」
ユナク「行くぞっ！せーのっ！」
ユナクの掛け声とともに持ち上がった棚。
その下にはうつ伏せで血を流して意識のないAがいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 967人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サラン(プロフ) - チーズさん» チーズさん（笑）名前にかけてサランヘヨいただきご馳走様です！不定期ですが更新頑張りますね(^○^) (2019年10月24日 18時) (
レス) id: 877dbbe1c7 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ - サランさん» 口が悪い女の子好きなので凄く楽しんで読ませて頂いてます(笑)もう、サランさん。サランヘヨ←すみません。調子に乗りました。更新楽しみにしてます (2019年10月20日 20時) (レス) id: 19029eca26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 彩都さん» ありがとうございます！お待たせしましてすみません(^◇^;)頑張りますね！ (2019年10月8日 17時) (レス) id: 877dbbe1c7 (このIDを非表示/違反報告)
彩都(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しく拝見させていただいています！更新楽しみにしてます！ (2019年10月8日 16時) (レス) id: 16d9298981 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - ばるとさん» ありがとうございます！励みになります！ちょっと私生活がバタバタしておりまして、腰を痛めており、更新が遅くなっております。お待たせするかと思いますが頑張りますので今後とも宜しくお願い致します（＾＾） (2019年8月23日 13時) (レス) id: 7e5f0a00b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サラン | 作成日時：2019年6月25日 1時
