僕らのGuardian 4 ［BTS］

SP No.187 テヒョンside ページ42

テヒョンside





マンネ怒らすと怖いよねぇ。
だっていま俺、猫を前にしたネズミの気分だもん。笑





ジミン「テヒョア・・・マジ、なの？」





黙って俺を睨むジョングクに痺れを切らしたジミンが動揺を隠せていない顔で聞いてきた。





「マジだって言ったら？」





ジミン「え？あ、う〜ん・・・そっか」





こんなに動揺しまくってるジミン見るの出会ってから初めてかも。
ちょっと笑えてくる。笑





「こんな感情抱いちゃう俺のこと気持ち悪い？嫌になっちゃうかな？」





ジミン「そんなこと！思う訳ないだろう！」




ジミンの目は真剣で嘘は言ってないと思う。
だからちょっ安心した。
ケイスケが好きだって気持ちはもうどうしようもないけど、やっぱりみんなに知られたときどう思われちゃうか不安だったから。
親友のジミンに嫌われたらどうしようって一番不安だったし。





「良かった。イヒヒッ」笑





問題はジョングクか・・・





グク「それでもケイスケさんに勝手にそういうことするのは間違っていると思います」





「そうだね。俺が軽率だった」





自分の気持ちに気づいてから、好きって気持ちがこう・・・ぶわぁ〜って溢れ出しちゃって止まんなくなってる。
さっきもそう、理性では止めきれない自分が暴走した結果だった。
だからジョングクが止めてくれたことに感謝してる。
だってジョングクの言う通り、ケイスケの了承も得ずにすることじゃないから。





ジミン「テヒョンも反省してるみたいだし許してあげよう？ね、ジョングク？」





グク「別に僕に許しを請うことじゃないですけど」





そう言ってプイっと顔を背けて病室に備え付けられているソファにドカッと座った。

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