僕らのGuardian ［BTS］

SP No.15 ページ16

ユナク「はい、資料」





歌番組の収録までまだ時間があると言うことで、テレビ局に出発するまでの間、SPチームは控え室を借りて待機中。





ユナク「ケイスケのことだからサセン問題のページは熟読したんだろう？だからプロフィールと彼らの性格とか書いてるとこだけ読むといいよ」





面倒くさい。
プロフィールはまぁ・・・・・覚えた方が仕事しやすいだろうけど性格まで覚える必要ある？！





ユナク「ケイスケのその納得してない顔(笑)」





ソンモ「可愛いね(笑)」





ゴニル「でも俺もケイスケヒョンと同じこと思いました。仕事するのに護衛対象者の性格まで把握する必要があるのかって」





ソンジェ「必要だよ。しかも結構重要」





「ソンジェ先輩起きてたんですね」





ソンジェ「うん、今起きた(笑)」





一応勤務中だってわかっているのかしら？
3度寝ですよ！(笑)





ソンジェ「性格を把握していると護衛対象者の行動が予測出来る。不測の事態の時って結構性格出ちゃうもんでしょ？パニックになる人もいれば逃げ出す人もいる。そういったことを予測してSPは護衛しなきゃいけない。憶測で物事を考えることはいけないけど、予測はSPにとって大切なことだよ」





ゴニル「なるほど！勉強になります先輩！」





ユナク「どう？納得できた？」





「納得しました・・・・・納得しましたけど！」





ソンモ「けど？」





「面倒くさい」
ゴニル「面倒くさい(笑)」





ソンモ「ふふふ(笑)シンクロ」





「やぁ！ゴニラ！！」





ゴニル「だって絶対言うと思ってましたもん(笑)」





「仕方ないだろ！7人分だぞ？しかも見ろよこの分厚い資料。名前覚えるだけでも大変なのに気が狂いそうだ！」





ソンジェ「社内で一番記憶力いいくせに〜(笑)」





つんつん私の腕を突いてくるソンジェ先輩。





「もう！ソンジェ先輩！子どもみたいなことするのやめて下さい！」





ユナク「ケイスケ、これは護衛対象を守るだけじゃなくて僕たちSPが無事に怪我なく仕事をするためでもあるんだ。だからちゃんと覚えなさい」





真剣な顔でそう言うユナク先輩。





そう言われるとこう答えるしかないよな。





「了解っす」

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