yellow ページ14
仕事から帰ってポストを開けると1枚のハガキが入っていた。同窓会開催のお知らせだった。
昔一緒に遊んでいた友人たちが今どうなっているのか知りたい気持ちはあるけれど、正直なところ学生時代の友人に会うのはなんだか少し苦手だ。
空白の時間が多い分、うまく話が弾まない。そう思いながらも参加の連絡を入れた。
会場へと到着し、多少の連絡なら取り合う友人の隣へと座った。でも、やっぱり話は弾まなくて一人黙々とご飯を食べる。
『…ここ、隣空いてる？』
「あ、うん…。」
遅れてきた子の登場に会場内が一瞬静かになる。そして、周りがザワザワとし始めた。
誰だっけ…こんな美人いたかな…。
『…佑亮くん、だよね？』
「え、あ、うん…。えっと…。」
『Aだよ。AA。』
AA。図書委員で同じだった。当時は二つ結びに眼鏡姿で、どちらかというと地味な印象しかない。
『思い出した…？』
「う、うん。なんか、印象変わったね。」
『仕事で眼鏡できないからね。』
前に一度だけ、Aちゃんが眼鏡を外したときの姿を見たことがあった。ドキッとするぐらい綺麗だったのは覚えている。
きっと、あのとき僕はAちゃんに一目惚れしている。
改めてこう見ると、やっぱり綺麗だ。
「仕事は、何してるの…？」
『キャビンアテンダント。佑亮くんは…？』
「僕はただのサラリーマンだよ。」
Aちゃんは、いつも図書室で世界の景色の本を見ていた。夢を叶えたんだろうな。尊敬する。
あれから、お酒も進み話も弾んで楽しい時を過ごすことができた。
朝の光で目が覚めた。大きく伸びをして大口を開けて目をこする。
「え、………どこ。」
見覚えのない天井や家具、布団の柔らかさだって違う。恐る恐る戸を開けた。
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mami100810(プロフ) - まさん» おぉ〜！ヤバい…めっちゃキュンキュンしちゃいました(照)もし、良ければ続編をリクエストしても大丈夫ですか？最終的にはカレカノになって欲しいです！ (2019年8月7日 1時) (
レス) id: 80e4a31d29 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - mami100810さん» リクエストありがとうございます。更新お待たせしました。要望通りになっているか分かりませんが、気に入って頂けると嬉しいです。 (2019年8月3日 0時) (レス) id: 36e2c90037 (このIDを非表示/違反報告)
mami100810(プロフ) - カイさんが転校生(無気力で気だるげな女の子)に恋をするお話が見てみたいです！ (2019年7月28日 1時) (レス) id: 80e4a31d29 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - mami100810さん» 更新お待たせしてしまってすみません。なんだか書いていてよく分からなくなってしまったのですが、気に入って頂けると嬉しいです。 (2019年3月31日 9時) (レス) id: 36e2c90037 (このIDを非表示/違反報告)
mami100810(プロフ) - まさん» 更新楽しみにしてます！ (2019年3月26日 23時) (レス) id: 80e4a31d29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま | 作成日時：2018年11月2日 5時
