気になるんだ ページ6
SEVENTEEN JUNside
2019年春
「今週の1位はADDICTALです！おめでとうございます!!」
SG「やった!!ウォンロナたちが1位だ!!」
HS「ヨッシャァァァ!!!!」
DN「ヒョンうるさいです！テレビが聞こえない!!」
舞い落ちる紙吹雪の中、満面の笑顔で抱き合うのADDICTALのメンバーたち。
その輪の中にいるのはかつて練習生時代を共に過ごしたウォンロン。
今ではADDICTALのラウォンだ。
TY「み、皆さん、僕達に1位を下さり本当にありがとうござ
います。初めての1位をとることができました。僕達を
支えて下さる事務所の方には感謝してもしきれません。
そして、いつも応援してくれるWayのみんなっ!!本当に
本当に、ありがとうっ。これからも、よろしくお願いし
ますっ!!」
感想を述べた途端に泣き出しちゃったリーダーの子。
その子の頭を撫でながら笑うウォンロナ。
JS「わぁ、ウォンロナがヒョンしてる」
JH「あんなに泣き虫だったのに笑」
練習生時代は常に僕らにひっついてたのになぁ。
すっかり成長しちゃって…。
それに…
『皆さん!!1位を私達に下さりありがとうございます!!
事務所の方やメンバーには日頃の感謝を伝えたいです。
Wayのみんな〜!!いつも私達にたくさんの愛をありがと
う!!みんなにもらった愛を少しずつですが返していける
ようにこれからも頑張ります!!本当にありがとうござい
ました!!』
花束を持って感想を伝える紅一点メンバーのドゥルさん。
圧倒的ビジュアルと高いラップスキルを持つADDICTALの
人気メンバーだ。
彼女は異例だった。
紅一点という存在からデビューした時のSNSは大荒れ。
見てるだけで辛い内容がたくさんあった。
ステージで罵声を浴びせられることも少なくなくて。
でも彼女は負けなかった。
どんなことを言われても表情をひとつも崩さずにパフォーマンスをして、笑顔でペンに愛を伝える。
そして確実にアイドルとしてのスキルを上げていく。
そんな彼女の姿に周りの人は惹かれていく。
まさにアイドルになるために生まれてきたような人だ。
どうして彼女はこんなにも強くいられるんだろう。
もし、自分が女の子、ドゥルさんとデビューするってなったら、その存在を認めてたかな？
ねぇウォンロナ、ドゥルさん、いやAさんって
どんな子なの？
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作者名：きーの | 作成日時：2024年1月4日 17時
