白虎とハーフの少女 (ページ6)

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4！キングダムハーツにハマってマス←ユメ「1の方ですけどね､､､」ページ6

「爆発事件に巻き込まれても無事ですんだ。完全に崩壊する前に逃げたのなら軽傷なのも納得が行く。だけどね、君が妙な者に狙われているのが可笑しんだよ。異能力を持ってるだけなのになぜ狙われる？変なことでもしたのかい？｣

ユメは両腕を抱いた。恐怖から逃げるように。

「私は､､､私は、あんなつもりじゃなかったのに､､､！ただ、見てしまっただけでこんなに追われて､､､！私は､､､なにか悪いことでもしたの､､､？」

誰かに縋るように出されたその声はとても震えていた。悲しそうに。

「､､､何を見た？どんなやつに追われている？」
「､､､背の低くて､黒い帽子をかぶった男性の周りに､､､人､､､だと思うけど、倒れてて､､､それからずっと､､､黒服の人から、殺気立って追ってくるようになってきて､､、」

太宰の眉がぴくりと動いた。

「､､､そいつって、確かポートマフィアの重力使いの中原中也じゃあなかったかい？太宰がよく言っていただろう？蛞蝓って」

与謝野が太宰を見る。

「最っ悪」

太宰が頭を抱えしゃがみこむ。

「相手がポートマフィアとなると､､､対処も違ってくるからなぁ､､､」
「あの､､､無理に受けなくてもいいですよ？最悪地元に帰れば大丈夫なので､､､」
「いや、そうもいかないだろう。その地元の人にも迷惑がかかる。」
「_______________この依頼、受けるぞ」

声がした方に顔を向けると、この探偵社の社長､､､福沢諭吉がいた(私の地元の英雄！！(？))

「「社長！？」」
「相手がポートマフィアとなると街の人も巻き込みかねん。依頼者は探偵社で保護、探偵社は迫ってくるポートマフィアを迎え撃つ！」
「はい！！」