3!最近イライラする、、、←賢治「一緒にご飯食べましょう!」 ページ5
与謝野の治療が終わり、少女と1部の探偵社員は話していた。
「_______________それで、あなたの名前は?」
「、、、私は、、、っ、花咲、ユメです、、、」
一瞬だけだったが躊躇ったような間があった。
「依頼の内容は?」
「、、、私は、、、変な人達におらわれています。あの傷も、その時についたものです。私を、、、救ってください。」
少女の目は本気だった。
「、、、?あの、ちょっといいですか?」
敦が質問をする。それにみんなが視線をよこす。
「あの、僕は普通の人より鼻が良くて、花咲さんは、なにか火薬関連のことをしているんですか?」
敦、直球すぎる!!と、全員が思った。
「?、、、私はまだ未成年なので仕事にはついていません。ハクさん、、、一緒に住んでいた方が研究者なので多分それかと、、、それ以外だと、、、追われる前、ビルの爆発事件に巻き込まれたぐらいです。まあ、無事でしたけど」
え、、、と、全員が唖然とする。
彼女の言うビルの爆発事件とは、先日、高層ビルが、たった一度の爆発で崩壊した事件だ。ビルにいたものはほぼ全員が死亡、生きていたとしても、意識不明の重体だ。その中で、無事というのは何よりもおかしい。
「、、、あの事件の時、花咲さんはどこにいたんですか?」
「どこにって、、、ビルの15階にあるレストランで食事を。まぁ、ほとんど食べなかったんですけどね」
15階と言えば、爆発が起こった階層と思われる場所だ。ユメはそこにいたのか。
「、、、えっと、多分関係ないと思いますけど、その時の状況を教えて下さい」
「えっと、、、確か、レストランのキッチンからほんのり灯油の匂いが、、、そのあとは、天井から色々なものが落ちてきて、それを避けながら何とか外に出て、巻き込まれると危ないと思い、そのまま走っていっただけです。」
大雑把すぎる。と誰もが思ったことだが、貴重な情報を手に入れたのは間違いない。
「、、、じゃあ、花咲さんについていた香りって、、、」
「その時に使われていたものだろうね。何せ、あんな高い高層ビルをたった1回の爆発で崩壊させたんだ。ちょっとやそっとの量じゃないだろうね。それよりも、、、」
太宰はユメを見た。あの爆発で無事、しかも、さっきも勝手に治ると言っていた、、、
「、、、花咲さん、君は、、、異能力者なのかい?」
ユメは目を見開く。肩が小包に震えている。
「なんで、、、」
小さく聞こえるその声は震えていた。
4!キングダムハーツにハマってマス←ユメ「1の方ですけどね、、、」→←2!そーいや宿題やってないわ←国木田「さっさとやれ!!」
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作者名:日輪 | 作成日時:2019年4月24日 22時