▽ sweet な 7人目 ▽

キラキラ ページ49

*A


今日は 一年記念日デート！

プレゼントは、用意してあって、

東京行くから さすがに荷物になると思って、朝、起きた時に渡した。

としくんのすきなブランドの服と 黒と白の お揃いのパーカーをプレゼントした。

と｢おお！俺が前欲しいって言ってたヤツやん！覚えてくれてたんだ｣

ありがとう と言ってギューッしてくれた。

｢よかった喜んでくれて！｣

と｢めっちゃうれしい、、けど、ごめん、A。 プレゼント用意してなかったわ、｣

｢そっか、全然いいよ！今日 久しぶりに東京行くから楽しみっ！｣


まさか、忘れてた わけじゃ…ないと、おもうし、、。

ちょっと 記念日忘れられてたらショックだ。

まぁ、忙しかっただけだよね！

そして 東京について 、いっぱい歩いて 、遊んで 、楽しくて あっという間に夜になった 。


｢イルミネーションの季節だ〜！綺麗だね、としくん。｣

と｢そうだな〜。｣

｢わぁ、さすが都会！ツリーでか！｣


と｢A… 。｣

｢ん？｣

振り向くと 、優しい表情のとしくん
が 昼に行った アクセサリーショップのロゴの袋を持っていた。

と｢俺と出会ってくれて 、付き合ってくれてありがとう。｣

｢へっ？泣｣

としくんが 私の後に回った 。

首にひんやり 冷たい感触があった。

首元を見ると キラキラ輝くネックレス。

ツリーの光で反射された、としくんのきれいな笑顔。

としくんの首元にも 同じネックレスが あった。ボヤけてだんだん見えなくなった。

｢えっ…ｸﾞｽｯ…だって、としくん 忘れたって泣｣

ネックレス直してたって言うのは嘘で、二ヶ月前から予約して特注でつくってもらったって。

と｢ばかか。俺が 大切な日 忘れるわけないやんっ。｣

｢としくんなら 忘れかねないもんっ泣｣

と｢うるせえわ、泣きすぎお前 笑｣

｢だってえ〜っ ｸﾞｽｯ 泣｣

こんなの 泣くに決まってるやん。

｢大好きっ ｣

想いが溢れてギュッて抱きついた。

と｢A、愛してる。｣

クリスマスツリーの前でキスしてくれた。

と｢うわ、お前ムード！鼻水ついたやん もう〜！笑｣

｢だって、としくんが 泣かせるから！｣

と｢流すのは涙だけにしろよ 笑
まぁ、寒くなってきたから帰るか。｣

ほら、涙と鼻水ふけ。と、ティッシュで吹いてくれるとしくん。


高校生の時から 諦めずに としくんだけを好きになってよかった。

ほんとに 今が幸せです 。

大好き。

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