「鬼滅の刃」悪女ちゃんは俺が男むい君を女だと勘違いしてるらしい

26,見廻り ページ26

『どうして、手伝ってくれるの？』



鎹鴉｢彼奴ニハウンザリダ。他ノ事デイラツイタラ、俺デストレス発散シヤガル。叩イテ、殴ッテ、羽ヲ毟ル。モウ、痛イノハ嫌ダ｣



『可哀想だな』



ｷﾞｭｳｯ



鎹鴉｢傷ガ無クナッタ｣



『名前は？』



鎹鴉｢名前ハ無イ。呼ブ時ハオ前ト呼バレル｣



『じゃあ、駕威羅擂(がいらす)ね』



駕威羅擂｢駕威羅擂？気ニ入ッタ。宜シクナ｣



『宜しく』



くそ適当だけどな。まぁ、格好良いから良いだろ



悪趣味？うるせぇなぁ！



駕威羅擂｢コレカラモ資料ヲ持ッテ来ル｣



『有難う！！彼奴に何かされたら、直ぐに家においでよ』



駕威羅擂｢分カッタ！！ジャ、マタナ！｣



『おう。( ＾ω＾ )」 ﾏﾀﾅ』



アイ｢ご主人様、彼奴は信じて良いのですか？｣



『えぇ。天才的な脳が言っている。彼奴は良い奴だと！！』



アイ｢只、聴覚が良いだけです。触覚が良いだけです。嗅覚が良いだけです。視覚が良いだけです。巫山戯ないで下さい。五月蝿いです｣



『辛辣ぅぅぅぅぅぅううう！』



アイ｢つつき回しますよ｣



『……………(´･ω｀･ )ｴｯ?殺す気？？』



アイ｢あらぁ、目ん玉をえぐり出して欲しいんですか？そうですか｣



ﾂﾝﾂﾝ



これ、効果音で言ったら可愛いけど。クソ痛いかんな？



『あ、み。見廻り行かなきゃ行けないな〜』



ﾂﾝﾂﾝ



『見廻りは、御館様の司令で動くんだぞ？』



ﾂﾝﾂﾝ



アイ｢速く行って下さい｣



『じゃあ、つんつんすんの辞めよ？』



アイ｢つんつんしてても、行けますよ？｣



『ね、お願い。頭から血、出てるから！！出てるから！！』



アイ｢今回は、許して上げましょう｣



『チッ尺を取りやがって』



アイ｢……………｣ｷﾞﾛｯ



『さ！行こうか！！』



ある意味人間より、怖いかもしれない



アイ｢速く行きますよ｣



『ホイホイ』



『ん〜鬼も出て来てないし〜暇だなぁ〜』



アイ｢ちゃんと見廻りして下さい｣



『だって〜居たら、分かるし』



阿久比｢A君〜久しぶりぃ〜｣



『うん。久しぶり』



さっき会ったよね？ね？記憶悪いのか此奴



きっと未来の技術でも此奴を治すことは出来ないであろう



『可哀想に』ｼｸｼｸ



アイ｢……………｣



辞めて？炭治郎が善逸と会った時みたいな、顔向けるの辞めて？



その哀れむ顔



阿久比｢今日はぁ、泊まってくよねぇ？｣



『ん？』



本当に記憶力無いのか？

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