5,作戦 ページ5
澶鋤「な、何するつもりよ」
『さーさー。澶鋤ちゃん♪一緒に沢山遊びましょうね〜』
澶鋤「嫌よ!嫌ァァァァァァァァ」
・・数十分後・・
澶鋤「ヒックグスッ」
童磨「本当に?これが?あのドブス?」
『ふっふっふー私の化粧(メイク)術で可愛くしてやったんや!さ〜後は強くなるだけやで!』
澶鋤「え?」
『綺麗になって。強くなったら、自分の居場所を絶対作れる思たんや』
猗窩座「飛んだお人好しだな」
澶鋤「何でよ!」
『え?』
澶鋤「何で、私何かに構うのよ!嫌がらせだって受けたのに!」
ギュウッ
澶鋤「え?」
『私、あんたの事が妹に見えたんよ。あんたは歳上やけど、どっか心配な所あってな?そこが妹と重なって見えたんや。まぁ、言うたら只単に私が心配性なだけやけどな?あんた見てたら、眼離せへんと思たんや。妹は今どないしてるんか分からんけど』
澶鋤「馬鹿じゃないの?」
『そうやな。何か、鬼になってから。気持ちがふわふわしだしたみたいや。今まで怒ってた感情も何故か全て消えた。あんたにもあんたなりの事情があるんやろなって思ったら。じゃあ、仕方無いな思てきて。まぁ、何やろ気まぐれやな』
澶鋤「な...何よ.....私の事、覚えてるじゃない。姉さん」
『えぇ!でも、あんた私より年上じゃ......』
澶鋤「年齢誤魔化してるだけよ。洗脳を使うまでも無いわ」
鬼舞辻「こんな綺麗な姉にこんな不細工な妹が出来るとはな」
澶鋤「るっさいわね!洗脳...覚えてないの?不細工に見せることだって出来るの」
『何でその顔にしてたんや?』
澶鋤「私、姉さんが居なくなってから酷い扱いを受けたの......母方のお姉さんに引き取られて。お前の顔を見たくない。不細工だと言われたわ。だから、顔を変えたように見える洗脳にしたの。そしたら、お姉さんが喜んでくれて........だから、それを続けてた」
『何で私の事陥れたんや?』
澶鋤「覚えてないと思ったの。だから、こうやってやったら、姉さんに見て貰えると思った。思い出してくれと思ったの」
『ふっ。考え方が異常ね』
澶鋤「煩い!頭が悪い私にはこれくらいしか思い付かなかったの。姉さんが稀血なんて知らなくて.....喰べようとしちゃった。御免なさい。気が動転してて、抑えようと思えば抑えきれたの。でも」
『私が心臓刺した方に気がいって、集中出来なかった?』
澶鋤「本当に御免なさい!」
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あおい (プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年5月17日 14時) (レス) id: 119598e8b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鬼滅は全員推し | 作成日時:2020年3月9日 14時