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Noel.



「おはようございます。」


朝、8:40出社。



デスクに向かいパソコンを起動させる。



8:55 朝の朝礼。



今日一日の流れや、注意事項、連絡事項を軽く打ち合わせる。



9:00 新入社員の指導開始。



黒いスーツを身にまとった人が深々と挨拶をした。



赤「今日からお世話になります。宮近海斗です。」



よろしくおねがいします、と彼は僕に微笑んだ。



続いて僕も挨拶をする。



白「指導担当をします、川島如恵留です。」



お互いの挨拶を済ませたあと、館内の案内をして回った。



移動している間、世間話なんかで盛り上がる。



赤「そういえば、川島さんって××大学出てるんですよね。頭いいし、成績も学年トップでサッカー部のキャプテンってすごいです。」



白「そうですね。でも遊び盛りだったので疎かにしてる部分も有りましたけどね。」



多分部長とかに聞いたのだろう。



あれ、でもサッカー部にいた事とか成績順位まで話したっけ?と疑問に思いながらも、きっと話の流れで話したのだろうと思った。



あとは、最近ハマってるものの話とか、行ってみたい場所とかたくさん話した。



どれもこれも同じものだったり、同じ意見で驚きながらも気が合う後輩で良かったと思う。



赤「あの、今日一緒に帰りませんか?実は家近くなんです。」



白「そうなの?じゃあ折角だしどこかよって帰ろうよ」



赤「楽しみです」



あっという間に定時になったその日は、歓迎会という意味も込めて二人で食事に行った。



家の近くにある昔ながらの居酒屋さん。


テーブルと座敷があって常連さんたちでいつも賑わっている。



テーブル席に案内してもらい、注文をする。



とりあえず、ビール2つと唐揚げそれから枝豆。



かんたんにつまめるものと後はガッツリ食べるようにお好み焼きを頼んだ。



そこからは酔いが回るのは早かった。



彼女との事もあったせいか、飲みすぎてしまった。











気がついたら、家にいた。



真っ暗な部屋にあるソファーに横たわって薄手のブランケットがかけられている。



時計は、夜中の2:00を指していた。



白「嘘、でしょ。」



一緒に飲んでいたはずの宮近さんは流石にいなかった。



謝りのメールを入れようとしたが、連絡先を聞いていなかったことを思い出す。



明日謝ることにして、取り敢えず目覚ましをかけようと携帯に視線を落とすと、知らない番号からのメールがあった。

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(名前)(プロフ) - ちゃかちゃんがストーカーっていうのが意外でめっちゃ面白かったです。更新楽しみにしてます。 (2021年7月30日 1時) (レス) id: 3ba0d732b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:那月 | 作成日時:2021年7月29日 11時

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