さのさんの彼女さん。3

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久しぶりに会えた喜びと、






遂に幼なじみが結婚するとなる喜びで一段と嬉しさが増していた。









いくつものお店を見て周り、









｢これはどう？｣









海斗｢あ、これ似合いそうだな。｣









海斗｢これにする。｣









｢ほんと？良かった！｣









3時間悩んだ末、素敵なプレゼントが見つかった。









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海斗｢今日はほんとありがとな。｣









｢ううん！私、凄い嬉しい。｣









二人で飲み物片手に笑いあった。









私が飲み終わるのに合わせて、


海斗は私に挨拶をした。









海斗｢今日は本当にありがとう。いきなりでごめんだったな。｣









｢そんなことないよ。久しぶりに会えたし良かった。｣









海斗｢だな、嬉しかったよ。｣









海斗の背中に手を振って、


私も家へと歩き出した。









玲於くんもそろそろ帰ってる頃かな。









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ｶﾞﾁｬ









｢ただいま…？｣









目の前には、いつもの玲於くんじゃなくて、


目を真っ赤にして立っている玲於くんがいた。









｢…玲於くん？どうしたの、｣









玲於｢いつからあんな男いたの、｣









｢えっ？｣









玲於｢Aは俺と上辺だけの関係だった？｣









｢ちょっと待って、どういうこと？｣









中々目を合わせてくれない。




私、何かしたっけ、









玲於｢今日、ショッピングモールで見た。男と歩いてるの。｣









玲於｢あれ、誰。｣









ショッピングモールという言葉でハッとなった。









｢海斗のこと？｣









玲於｢なんだよ、名前で呼んで。｣









｢ただの幼なじみだよ。｣









玲於｢は？｣









玲於くんはやっと目を合わせてくれたと思えば、



また泣きそうな顔になった。









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