香水 ページ21
.
玲於｢あれ、Aいつもと匂い違う。｣
私の横でソファーに腰掛ける玲於くんは、
私の髪の毛をさらさらと撫でた。
｢新しい香水買ったの。｣
｢何の匂いでしょう？｣と問いかけると、
玲於くんは考える素振りをして、
私にぎゅっと抱きついてきた。
｢…どうしたの？｣
玲於｢この方が分かりやすいじゃん。｣
そう一言言うと、
玲於くんは私にすりすりと甘えて、
｢ふふっ｣と声を漏らした。
私はこの一瞬でもドキドキして、
口元が緩むのを必死に抑えていた。
玲於｢んー、金木犀？｣
｢そう！正解！｣
玲於｢やった。｣
玲於くんは抱きしめるのをやめて、
私の方をにこっと微笑んだ。
そして、また私を抱きしめる。
玲於｢いいね、俺この匂い好き。｣
｢私、昔からこの匂い大好きなんだ。｣
玲於｢昔、近所の公園に金木犀の木があってさ。｣
｢そうなの？｣
玲於｢通りで知ってる匂いだったのか。｣
｢今度二人で行きたいね。｣
玲於｢だね、今度の休み行こっか。｣
そうやって、
すぐにやりたいことを叶えてくれる。
｢ありがとう。｣
玲於｢はい、どういたしまして。｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わさび(プロフ) - SOLTWORLDさん» こちらこそありがとうございました！とても素敵なリクエストでした！私も書いていて凄いきゅんきゅんしましたし、次の作品も只今、作成真っ最中です！少しお時間かかりますが待っていただければなと思います！ありがとうございました！ (2020年10月28日 18時) (
レス) id: 4cd06ce818 (このIDを非表示/違反報告)
SOLTWORLD(プロフ) - リクエスト答えて頂きありがとうございます！私は語彙力ないので書けませんが凄く憧れというか読んでみたかったシチュエーションでとてもきゅんきゅんしました！！！わさびさんのペースで構いませんのでもう一つの方もよろしくお願いします！ (2020年10月28日 17時) (レス) id: 88cdb65b79 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - れおさん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！！ (2020年10月16日 22時) (レス) id: 4cd06ce818 (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - わさびさん» 分かりました！待っている間リクエストと読み返ししておきます！( ＾ω＾ ) (2020年10月16日 21時) (レス) id: 65b4557495 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - れおさん» ですが、リクエストはその間にも受け付けているので、更新停止中にリクエストをしておいて頂けるのならば、戻ってきた時に書かせて頂こうと思っております！すぐに帰ってきますので、気長にお待ちいただければと思います！リクエストいつもありがとうございます！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: 4cd06ce818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わさび | 作成日時：2020年5月20日 18時
