さのさんの彼女さん。3

いじわる ページ2

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｢おはよう。｣









玲於｢おはよ。｣









ベッドに座り込んで玲於くんの顔を覗く。









｢玲於くん、今日は何しよっか？｣









ベッドに寝転がる玲於くんに尋ねる。









玲於｢A食う。｣









｢えっ？私食べれないよ？｣









玲於｢昨日夜に食われたばっかだもんね？｣









｢…なっ、｣









｢可愛い｣と一言言われ、頭をぽんぽんされる。









玲於くんはいっつも意地悪なんだから。









玲於｢ゲームでもやるか？｣









玲於くんはむくっと起き上がって言った。









｢私ゲーム苦手だよ？｣









玲於｢じゃあAは何がしたいの？｣









｢うーん、特に無いかな。｣









玲於｢じゃあ俺と一緒に寝よ。｣









再び寝転がった玲於くんに両手を広げられる。









玲於｢ほら、おいで。｣









｢…子供扱いしないでよ。｣









玲於｢だって可愛いんだもん。｣









ぽっと頬が熱くなった。









玲於くんすぐに｢可愛い｣って言うんだから。









玲於｢ほら、早く。｣









恥ずかしがりながらも玲於くんに近づく。









そのまま優しく包まれた。









玲於｢素直じゃないな〜｣









｢だって玲於くんが意地悪するから。｣









玲於｢好きなんだからしょうがないでしょ。｣









｢えっ、｣









玲於｢…恥ずかしいから取り消す。｣









｢私も大好きだよ。｣









玲於｢ほらずるい、｣









｢人のこと言えないってば。｣









いじわるな玲於くんは、私の大好きな人。









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