. ページ23
.
玲於｢あとどれぐらい…？｣
｢まだ歩き始めてから3分くらいしか経ってないよ。笑｣
玲於｢あと何分？｣
｢あと2分かな。｣
玲於｢…長いって、｣
そう言ってしょんぼりする玲於くん。
ｶｻｶｻ
玲於｢ええ！！何！何！！！｣
ｶｻｶｻという音と共に、私に抱きついてきた玲於くんを支えて、
辺りを見渡す。
｢…何もいないよ？｣
玲於｢だって！今！ｶｻｶｻって！！｣
｢大丈夫だよ。ほら、行こう？｣
手を差し出すと、玲於くんはその手をゆっくりと握った。
私がさっきのペースで歩こうとすると、
玲於くんは私の足を留めるようになかなか進まない。
｢もー、大丈夫だって！怖くないよ！｣
玲於｢だってえ…｣
そんな時、
目の前に何かが飛び出してきた。
玲於｢うわああ！！！｣
｢…ねこ？｣
目の前には、
小さな猫がこっちを見ていた。
玲於｢…え？ねこ…｣
｢怖がりすぎだよ。玲於くん。笑｣
玲於｢まじで死ぬかと思った…｣
.
この日の夜、
玲於くんはベッドに潜り込んでは、
私から離れることなく眠りにつきました。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 611人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わさび(プロフ) - くるりんさん» 嬉しいです！ありがとうございます！次の作品については、またアンケートなどをとるかもしれないので、その時は是非投票よろしくお願いします！ご愛読ありがとうございました！ (2020年4月16日 17時) (
レス) id: 4cd06ce818 (このIDを非表示/違反報告)
くるりん(プロフ) - 面白かったです！お疲れ様でした。次の作品も楽しみにしています！ (2020年4月16日 17時) (レス) id: 43f3680a51 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わさび | 作成日時：2020年3月26日 21時
