砂糖さん ページ1
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side玲於
Aが買い物に出かけると言ってから1時間が過ぎようとしている。
まじでスーパー寄るだけなんだよな？
｢30分くらいで帰ってくるから！｣という
彼女の言葉を信じて、
俺は我慢して賢く待ってるって言うのに…
玲於｢まじで遅すぎだろ…｣
そんな賢い俺になりきるのはもうおしまい。
俺は乱暴な手つきで、
携帯からAに着信を掛けた。
着信音が少し鳴り続いてから、
ﾌﾟﾂｯと切れる音がして、声を尖らせる。
玲於｢今どこ。｣
｢どこって、笑 今帰り道だよ？｣
玲於｢もうさすがに帰ってくる頃じゃね？ほんとに帰り道？｣
｢うん！あと5分くらいで着くところ！｣
当然の事のように言ってくるAに
なにかムカついた。
玲於｢じゃあ早く帰って来いよ。｣
｢そうするね！｣
Aはそう言ってから
｢じゃあそろそろ！｣と言った。
玲於｢は？誰か隣いんの？｣
そう聞くと、
Aは少し焦ってから、
｢あぁっ…実は、今たまたま佐藤さんとスーパーの帰り道に会ったんだ！｣
玲於｢え？佐藤？｣
｢うん！あ、玲於くんの後輩さんの！｣
俺の後輩…佐藤？
佐藤、佐藤、
玲於｢あ！佐藤大樹！｣
大樹｢玲於さん！お久しぶりです！｣
すると、
電話の向こうから、大樹の声が聞こえた。
玲於｢なんで大樹がいんの？｣
大樹｢あ、たまたますれ違いまして！｣
玲於｢あっそ、｣
大樹｢なんか、すみません。｣
なんで他の男といんだよ。
よりによってなんで大樹、
玲於｢Aさ、今から用事あんだよ。｣
大樹｢あ！そうだったんすか！すみません！｣
電話の向こうから2人の話す声が聞こえて安心した。
思った通り、大樹が遠慮してAから離れて行ったみたいだ。
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わさび(プロフ) - くるりんさん» 嬉しいです！ありがとうございます！次の作品については、またアンケートなどをとるかもしれないので、その時は是非投票よろしくお願いします！ご愛読ありがとうございました！ (2020年4月16日 17時) (
レス) id: 4cd06ce818 (このIDを非表示/違反報告)
くるりん(プロフ) - 面白かったです！お疲れ様でした。次の作品も楽しみにしています！ (2020年4月16日 17時) (レス) id: 43f3680a51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2020年3月26日 21時
