さのさんの彼女さん。

お休みの日の朝 ページ1

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ









｢…んっ、｣









アラームを止めて、



もう一度布団の中に入る。









隣には、
大好きな人の寝顔。









昨日は遅くまで仕事だったから


疲れてるだろうし、今日はゆっくりしよう。









今日は玲於くんも私も仕事がお休み。









このままだとお昼までここで過ごしそう。









でも、



玲於くんに美味しいご飯作ってあげたいしな…









なんとか重たい体を動かして、






布団を退かしてベッドの外に足を片方出す。









｢うわあっ！｣









また布団の中に戻ってしまった。









私のお腹には玲於くんの腕が巻き付いている。









『玲於くん…！起きてたの？』









玲於｢…どこ行くの、｣









そしてまた抱き締める力が強くなった。






心臓の音が聞こえる。









それに伴って、私の心臓も大きく音を立てる。









｢えっと、玲於くんに、朝ごはん作ってあげたくて…｣









そう言うと、






玲於くんの方に体を向かされて、



優しくキスされた。









玲於｢そんなのいいから、俺と一緒にいて。｣









こんな玲於くんを見れるのは、




彼女である私だけの特権なのかもしれない。









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