18.黒デレ ページ20
『それは…例えば、道端で困っている人を助けることも、対象に入りますか…?』
「うん、入るよ。」
理 不 尽!!
あーこれってあれですか?あのーあれだ。
病んでる。って奴ですかね、コレは。
漫画で見たことがある…、部屋に監 禁されたりして、どんどん洗脳…ご主人様無しじゃ生きれないように洗脳されていき…最終的には死ぬまでずっと鎖で繋がれて生きていく……
おおっと被害妄想が過ぎたな!
何にせよ、個人的にだがイルミ様にはヤンデレの素質があると思ってはいた…。
だってキルア君に対しての愛…?がそんな感じだったから。
「?」
首をコテンと傾げるイルミ様、
可愛いかよ!可愛過ぎかよ!
もう病んでるかなんてどうでもいいわ!!
ピンポンパンポ-ン
「__ハンター試験合格の方々は、○○へお集まりください。繰り返します__。」
『行きましょう!イルミ様!』
「……うん…。」
今度は私が手を引っ張って、会議室のようなところへ歩いて行った。
あれ?ここって私いていいのかな…?
何て思ってたら、ドン!と大きな音を立てて入ってきたゴン君。
あれれ?あれれれ?こっちにきてる…しかも怒ってる…?
「キルアに謝れ!」
あああああああ!!イルミ様がフワリと持ち上げられる。ゴン君…そんなに力持ちだったの?!
難しい話は分かんないから、とりあえず私は静かに窓の外を見ていたけど、あることが気になり話の内容を聞いた。
気になった内容というのは、この場にキルア君がいないということ。
いや、マジでどゆこと?
「キルアは奴に…洗脳されていた可能性がある。よって、この不合格は無効だ!」
つまり、イルミ様と会ったキルア君の精神が狂って、そのはずみで人を殺してしまい不合格。
私たちがいない間、本当に何があった?!
キルア君は多分、家に帰ってる…はず。
けどきっと、それは本心じゃないんだよねぇ…といっても私が口出しできる立場でないことも分かってる。
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『イルミ様…腕、めっちゃ腫れてますよ…?』
「そうだね。で、さっきのに異論はあるの?ないの?」
ゴン君たちと別れたのはいいが、先ほどの回答をあやふやにしていたため、質問責めにあっていた。
うーん、どうしよう…。
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はな - とても面白かったです!素敵な作品をどうもありがとうです! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 9bcf462fc7 (このIDを非表示/違反報告)
煉獄 - とても面白かったです!ネロとんさんの作品を読ませてもらって、とても感動しました。これからも頑張ってください! (2019年6月26日 23時) (レス) id: ea15ecfea5 (このIDを非表示/違反報告)
ネロとん(プロフ) - ミズナさん» 読んでいただきありがとうございます!私は最近H×Hにハマり、イルミの沼に潜っている最中でございます。ラジオもご存知ですよ!良いですよねぇ…!!これからもよろしくお願いします^ - ^ (2019年2月26日 22時) (レス) id: 5310c0fb7d (このIDを非表示/違反報告)
ミズナ(プロフ) - とても素敵な小説ですね!楽しんで読ませて貰っています!!まさか、主人公の好きな食べ物が、旧H×Hのイルミの好きな食べ物と一緒だと知って嬉しくて泣きました!!もしかしてH×Hラジオをご存知なのですか!?(すみません…無視して大丈夫です笑) (2019年2月25日 23時) (レス) id: 3af2c7886e (このIDを非表示/違反報告)
ネロとん(プロフ) - レコさん» 2度もコメント感謝感激でございます!楽しんでいただけて、嬉しいです (2019年2月18日 21時) (レス) id: 5310c0fb7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネロとん | 作成日時:2019年2月14日 20時