私の猫さん (ページ6)

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「本当いつもごめんね？」

濱「ええねん！俺飲めへんし笑」

あの後照史は泣き出すわ

小瀧くんは片付け始めるわで解散に。

いつも濱ちゃんにみんな送ってもらってます笑

濱「神ちゃん望とちょっと仲ようなれてよかったな」

「そうだね。ちょっとは気持ちも楽になってくれたらね」

濱「せやな…」

実は入社して1年目の時

その時私たちも付き合い初めて1年目だった

お互いの家に行き来してる時だったかな

私が早く上がって、ともくんの家でご飯を作って待ってた

でも0時をすぎても帰ってこなくて、流石におかしいと思って

何回も電話をかけても繋がらない

申し訳なかったけど、濱ちゃんに連絡を入れてみたら

一緒に探してくれるってなって

2人で会社までの道のりをくまなく探した。

警察に連絡をしようとした時、濱ちゃんから見つけたと連絡が来て

ともくんは公園の大きな木下で座り込んでいた。

「ともくん？」

目線を合わせてしゃがんでそこで気づいた。

智「…ぅっ…ｸﾞｽﾞ」

力なく泣いてて、少し焦って濱ちゃんを見た

濱ちゃんもしゃがんでくれて

濱「なんかな…心無いことを言われてもうたんやって」

「え…どうして？」

2人でともくんが話してくれるまで待った

智「ぁ…あんな？」

見た目が派手なだけで、先輩達に愚痴を言われた。

挨拶をしてくれなくなった。

無視された。

私が知らない間にこんなにともくんは苦しんでいたんだ。

話してくれたともくんを抱きしめた。

ともくんは安心してくれたのか、声をあげて泣き出した

濱ちゃんはともくんの頭を撫でながら

濱「よう頑張ったな！俺らに言ってくれてありがとうな？」

するとポケットからスマホを取り出して

濱「ってことや淳太。あとはお願いな」

「え！淳太！」

淳太に通話を繋いで聞いてもらってたんだ。

次の日ともくんはお休みになって、

私と濱ちゃんが出勤をすると、事務の先輩方のデスクは綺麗になっていた。

次の日から営業にいたシゲとITにいた流星が移動してきた。

「本当に頑張りすぎだよ…」

私の膝で寝るともくんの頭を撫でた

濱「大丈夫や！俺らがおるもん！」

「そうだね笑」

濱「ほなまた来週な〜」

「ありがとうね〜」

濱ちゃんはともくんをベットに運んでくれて、

さらっと帰っていった。