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「今日先輩がまた色々言ってた…」
2人でご飯を食べながら今日のことを話す
智「ん〜…俺って怖いオーラ出してる?」
「私はそう思わないけど…」
なんでやろ…って言いながら私が作ったご飯を美味しそうに食べてくれる。
「金髪ピアスっていうのが怖いのかも」
智「え辞めた方がええ?」
「やだ!私はともくんの金髪もピアスも大好き」
智「ふ〜ん」
あらツンツン
ついさっきはAA〜って甘えてたのにね
でもこういうのいいよね←
智「あ!明日しげが飲みに行こって」
「え!行きたい!」
智「ほんなら連絡しとくな」
たまに同期のしげがご飯に誘ってくれる
ともくんはあまりお酒強くないから、同期ってより
いい飲み相手って感じ
「場所は?いつもの?」
智「そうそう。多分中間さんとかもおるで」
やった楽しいやつだ!
ご飯を食べ終わって、お互いお風呂も入って
寝る前のまったりタイム
撮り溜めていたドラマをソファーに並んで観る
2話分観終わって隣を見ると
智 「コクッコクッ」
首もげそうなくらいガックンガックンしてた
「ともく〜ん?もうベット行こうか?」
智「…ん…」
ダメだこれ
「じゃあベット行こ?立って〜」
ともくんの腕を引っ張って立たせる
智「…A?」
「ん?はい?」
「ん?ぎゅーするの?」
智「ぅん…」
うわぁ…体暖か
智「なんで…俺もっと…」
「うん」
智「もっと…お話ししたいんに…」
「ん〜…じゃあさ?ともくんから話しかけるのは?」
智「…ちょっと怖いねん」
「そうだよね…ん〜…」
「あ!明日新しい後輩さんくるでしょ?そこから始めてみない?」
さっき話してた、怖がられてるって話は結構前からで
入社した時、緊張しちゃって全然話せなかったらしくて
そこで悪い印象がついちゃったみたい…
同期のしげとかよく飲む人はともくんがいい人だってわかってるんだけど、
それ以外の先輩とか後輩には怖がられてばっかり
それにともくんは人見知り
智「…」
「ど…どうかな?」
智「頑張る…」
「うん!頑張れ〜!」
頭を撫でてあげたら擦り寄ってきた。
「全然ともくんは怖くないし、しげとか流星とか私とか周りにはともくんのこと理解してくれる人が沢山いるから、
全然このままでも大丈夫だからね?」
智「うん…ありがとう…」
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作者名:みらの | 作成日時:2022年11月15日 2時