成績優秀、軟高の女番長2 (ページ43)

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第6話憧れの金〇先生に俺はなる!?暴力教師に正義の鉄拳!!④ ページ43

剛田に降りてこいと言われたから窓から飛び降りた。綺麗に着地し、その行動にみんな驚く。

理子｢湊音!!危ないじゃない!!｣

｢すまんすまん。階段使って降りるよりこっちの方が早いと思って｣

伊藤｢怪我してない？｣

｢あぁ、無傷｣

剛田｢てめぇ･･･紙投げるとはいい度胸してんじゃねぇか!!!!｣

私に殴りかかろうとするが私はそれを軽々と交わす。そして次の拳が来てきたため足でその攻撃を防ぐ。

｢先生･･･そろそろ授業なので教室戻っていいですか？｣

剛田｢んだと･･･ふざけやg坂本｢ご、剛田くん。三日月さんの言う通りだ。そろそろ見る休みが終わるよ(ｵﾛｵﾛ｣分かりました。坂本先生、戻りましょう｣

なんだ態度がガラリと変わった。チャイムがなりみんなは教室に戻って行ったが、三橋と伊藤くんは屋上に向かった。そして何故か私も屋上に連行された。

｢なんで私まで･･･｣

三橋｢お前は得点係じゃ。伊藤よ、テニサッカーするぞ｣

伊藤｢おう｣

テニサッカーってなんだよ。あぁー･･･なるほどテニスのラケットでサッカーボールを打つのね。面白いの考えたな。

伊藤｢湊音ちゃんもやる？｣

｢やる。面白そう｣

私はこの日初めて･･･授業をサボった。

バキッ。
｢あ、ラケット折れた｣

伊藤｢あ、ホントだ。おい三橋、力強ぇんだよ｣

三橋｢ラケットが脆すぎるのが悪いんじゃ｣

なんかヒリヒリする。そう思い手の甲を見ると血が出ていた。さっきのラケットが折れてその破片で怪我したんだろう。

伊藤｢湊音ちゃ･･･どうしたの、その手の甲｣

｢ラケットの破片で怪我したみたいだ。保健室行ってくる｣

伊藤｢俺もついてくよ｣

いいと言ってもついてくと聞かない伊藤くん。なので一緒に保健室に行くことにした。三橋は大人しく教室に戻るらしい。そして保健室についたのはいいが･･･。

｢出張･･･｣

伊藤｢･･･取り敢えず中入って手当しよっか｣

保健室に入って消毒液と絆創膏を探した。絆創膏は大量にあったため少し貰うことにした。生憎今絆創膏切らしててな。だが消毒液が見当たらない。

｢伊藤くん、そっちに消毒液あった？｣

伊藤｢いや、こっちにはない｣

んー･･･上かな。私は椅子の上に乗っかって棚の上の方を探した。お、ビンゴ。

｢伊藤くん、あった･･･!?｣

その椅子は回る椅子であったため足元がふらつきバランスを崩した。