成績優秀、軟高の女番長2 (ページ5)

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第3話ツッパリ最凶軍団と因縁の闘い⑤ ページ5

明美｢湊音さん･･･｣

京子｢湊音は伊藤さんのことどう思ってるの？｣

伊藤くんのことどう思ってる？なんかこの前も誰かに聞かれたような気がする。

｢どうって･･･優しくていい人だよ?危険な目にあったらすぐ駆けつけてくれるし、紳士だし。あ、でも時々子供のようにはしゃぐがな(微笑)あ、あと今日理子って言う友達が買い物付き合ってって伊藤くんに言ってさ。伊藤くんこっちの様子伺ってきたんだよね。モヤッともしたしイラッともした｣

明美｢それって･･･｣

京子｢伊藤さんのこと好きなんじゃ･･･｣

｢･･･んじゃ戻るわ｣

私はそう言うと元の道を戻っていった。そして何故か足早になる。さっきの京ちゃんの言葉が頭の中に残ってる。ありえない。生まれた年齢=好きな人が出来ないに等しい。もしかしてムッとした感じやモヤッとした心情は嫉妬?じゃあ理子相手に嫉妬してたのか?そんなことを考えながらやっとさっきの工場の跡地に着いた。あれ居ない。どこ行った･･･。

生徒｢あ、あの･･･｣

｢キミは･･･さっきの･･･｣

生徒｢あの人なら向こうに･･･｣

｢分かった。キミは金髪パーマ呼んできて｣

生徒｢は、はい!!｣

三橋はあの生徒に連れてきてもらうとして伊藤くんは･･･。その子に言われた通りそっちに行くと頭から血を流して地面に寝そべってる伊藤くんの姿と伊藤くんに跨ってる相良くんが。相良くんも頭から血流してるし･･･。私が居なくなってから何があった。
相良くんが伊藤くんを殴ろうとしたから私はやめろと言いながらその拳を後ろから掴んだ。そしてしゃがんで2人の傷をそっと撫でた。

｢もうやる必要ないだろ?2人共ボロボロじゃないか｣

伊藤｢湊音ちゃん･･･｣

相良｢･･･｣

分かってくれたのか。相良くんは伊藤くんからどこうとしたが･･･

開久｢おい、相良さんの邪魔するんじゃねぇよ!!｣

開久の奴らに髪を引っ張られ明久に捕まった。あのー･･･痛いです。女子は髪の毛が命って言いますよね?分かってます?
私の命を削る気ですか?

相良｢･･･おい、泣き入れろ。この女にはなんもしねぇから｣

開久1｢相良さん、何言ってんすか。この女の顔傷付けちまいましょうよ｣

相良｢おい、それh伊藤｢やめてくれ｣｣

伊藤くんはゆっくり起き上がり土下座し許してくださいと開久に言った。

？｢俺の相棒に何させてんだよ｣

やっと来たか･･･。