第5話 ギザギザハートのシティ派不良登場�� ページ27
放課後。
駅で待ち合わせるはずだったのだが･･･。
｢すまん、日直ってこと忘れてた｣
理子｢そうなんだ･･･。じゃあ私とさんちゃんと伊藤ちゃん先に行x伊藤｢いや、俺も手伝うよ｣分かったわ。じゃあ30分後に駅集合ね｣
伊藤｢りょーかい｣
｢ホントすまない｣
伊藤くんに手伝ってもらって日直の仕事が早く済んだ。私と伊藤くんは急いで駅に向かった。商店街に入った瞬間見たことない奴らとすれ違った。
？｢さっきの奴なんも口割らなかったねぇ｣
？｢あのゴリラ･･･。親父にも殴られた事ねぇのに｣
？｢でも、あそこまでする必要なかったんじゃ｣
･･･怪しいな。私はチラッとそいつらを見た。すると頭から血を流してる奴と目が合った。
？｢･･･(ﾆｺｯ｣
｢･･･(睨｣
何故か知らないけど私は睨み返した。なんなんだアイツ。それにあのリーゼントみたいな髪のやつ･･･東京に居たやつだ。なんで千葉に?まさか･･･
｢なぁ、伊藤k伊藤｢なんだ、あの人混み｣人混み?｣
伊藤くんは人混みを指さした。気になって人混みをかき分け行って見ると･･･
伊藤｢おい、今井!!｣
｢谷川まで･･･｣
今井と谷川が血を流してる倒れていた。今井は伊藤くんの掛け声に返事はなかったが谷川は辛うじて返事出来た。
何が起きたのか詳しく聞くと急に4人組が声を掛けてきて、軟葉高校の三橋と伊藤と私の事を聞いてきたらしい。2人はあんまり関わらない方がいいと言ったがリーダー格の人がどうしても関わりたいと言ってきたらしい。
｢関わりたい?ドMか相手は･･･｣
谷川｢逃げた方がいいですよ･･･｣
伊藤｢なんだそいつら･･･。おい、今井？しっかりしろ今井!!｣
｢誰か救急車を!!急いで!!｣
街人｢は、はい!!｣
私はそこら辺にいた人に救急車を呼ぶように言った。
谷川｢今井さん。ずっと三橋と伊藤と三日月さんはどこだって聞かれてて･･･ずっと答えなかったから･･･｣
｢谷川･･･そいつらどんな格好してた｣
谷川｢どんな･･･｣
｢なんでもいい!!思い出せ!!｣
谷川｢えっと･･･白い服来たのが･･･2人でどっちかがスキンヘッドだった･･･。あとは髪の毛が･･･肩ぐらいの奴と、リーゼントっぽい髪型の赤の･･･チェック着た奴がいた｣
伊藤｢そいつらが･･･｣
｢･･･さっきすれ違ったな｣
伊藤｢はぁ!?すれ違った!?｣
｢あぁ。怪しい奴らだとは思ってたけど確信持てなかった｣
伊藤｢･･･取り敢えず駅に行って三橋に伝えねぇと｣
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年12月24日 15時
