第4話 大恋愛が加速!?どうして人を好きになるんですか？�� ページ15
いつも通りの制服を着てパーカー羽織って、今日は伊藤くんと付き合って、初めての学校登校。そう言えば昨日、京ちゃんと明美ちゃんに帰りばったり会って2人で何か察したんだろうな。おめでとうって言われた。2人も薄々気付いてたらしい(笑)
｢うぅ。寒っ｣
伊藤｢手貸して?｣
｢?｣
私言われた通りに手を貸す。すると伊藤くんは私の手を握って自分のポッケに入れた。
｢伊藤くんの手、暖かいな｣
伊藤｢そう？｣
三橋｢朝っぱらから何イチャついてんだよ｣
後ろを向くと三橋が不機嫌そうな顔をしていた。
｢おはよう三橋｣
三橋｢おう｣
三橋と合流し、学校に向かうため商店街に向かった。すると商店街に響き渡る声がした。
｢な、なんだ?｣
伊藤｢今井の声に似てたな･･･｣
三橋｢お、噂をすれば･･･｣
そこにはうちの女子生徒に声を掛けてる紅高の今井と谷川の姿があった。
｢何してんだ?｣
伊藤｢ナンパか?｣
三橋｢なんか面白そうじゃ(ﾆﾋﾋ｣
あぁー、悪い顔してる。でも確かに面白そう(笑)私達3人はその様子を静かに後ろで見ることにした。
今井｢俺は今井勝俊。歳は17、血液型はO。体力抜群、視力最高。そのへんじゃNO.1のナイスガイさ。決して怪しいものじゃない｣
いや、怪しいよ。ほら、うちの女子生徒引いちゃってるよ。そして何も言わずに去ったよ。
三橋･伊藤｢｢ぶぅーー!!｣｣
｢ｸｸｸｯ･･･｣
そして私たちは静かに前を向き歩きだし、少ししたら後ろを振り向いては笑い声を出さずに体全体で笑った。
今井｢あぁーーーー!!!!!!!!｣
商店街に今井の悲鳴が響き渡った。私達はそんなことを無視して再び歩き始めた。
三橋｢ってか、てめぇらいつまで手繋いでんだよ｣
｢寒いから学校に着くまで。ダメか？｣
伊藤｢俺はいいよー｣
｢ほら、伊藤くんはいいって言ってるからそうする｣
理子｢おはよ、3人とも｣
三橋｢おい、理子からもなんか言ってやれよぉ。このイチャコラアベック｣
理子｢いいじゃない!! 微笑ましいわ｣
｢理子にそう言われると･･･照れるな///｣
伊藤｢照れてる湊音ちゃん可愛い(笑｣
｢な、伊藤くん!!からかうなよ･･･////｣
伊藤｢(やば、マジで可愛い･･･////)｣
三橋｢(リア充爆破しろ!!!!)｣
三橋の顔がとてつもなく恐ろしい。まぁ、どうせろくな事考えてないんだろうな。
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年12月24日 15時
