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ピンチ ページ12

私は言われた通り校舎裏に来ていた。そこにはガタイがよく高身長の男子生徒がいた。ってか風紀委員の書記してくれる人じゃないか?しかも女子に人気の。えっと・・・確か名前は・・・

「如月くん?」

如月「あ、三日月さん!来てくれたんですね」

「来ようか迷った。名前書いてないからさ」

如月「それは・・・ごめん」

「んで?私に何か用?」

如月「・・・」

あれ?何か用があるから呼んだんだよね?そんなに言い難いことか?

「用がないなら戻るぞ? 友達に勉強教えてる最中だったから」

私が後ろ向いて歩きだそうとした瞬間、如月くんに後ろから抱き着かれた。

「き、如月くん?」

如月「好きなんだ。三日月さんが」

耳元でそう言われ、さらに力が強くなる。苦しいんだけど。

「如月くん、苦しいんだけど」

如月「ご、ごめん!」

力を緩めた。ふぅ・・・。苦しかった。すると今度は私の体を如月くんの方に向け、向かい合わせに。そして私の両肩に手を置き目を合わせた。

如月「でも、それだけ君のことが好きなんだ」

「気持ちはありがとう、でもごめん君のことなんt如月「じゃあ、俺の事を好きにさせる」はい?」

いや、話聞いてた?私は君のことなんとも思ってないって。そして徐々に近づいてくる如月くん。さすがに自分の生徒を蹴り飛ばすのは無理がある。

「いや、だからs「ドンッ」ビ、ビックリした・・・」

壁ドン状態。逃げ場を失ったなこれは。

如月「キミのそういう所がどんどん俺を好きにさせるんだよ」

そう言いながら如月くんはどんどん顔を近づけてくる。やばいと思い顔を逸らす。

如月「逸らすなよ。興奮すんじゃんか」

耳元で呟く如月くん。如月くんなのかい?そこにいるのは私の知ってる如月くんではなかった。私は表しか見てないからな彼のこと。こんなキャラなんですね如月くん(汗)ってか如月くん!?

「な、馬鹿!何してんだよ!!」

足に違和感を感じる。如月くんの手が太ももを滑らせたいた。

如月「何って・・・太もも触ってるだけだよ?女はなこういうことすれば俺のこと好きになるんだよ(ニヤッ」

「や、やめろ!! 触るな!!」

如月「いいねその顔・・・唆られる・・・」

ダメだ逆効果だ、やばい。

?「てめぇええ!!!!」

向こうから走ってくる人が。そしてその人は飛び蹴りをして如月くんは飛ばされた。視界か明るくなったと思ったらグイッと抱き寄せられる。この匂い・・・彼だ。

伊藤「俺の女にその薄汚ぇ手で触ってんじゃねえ!!」

伊藤くんだ。

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作者名:黒猫 | 作成日時:2018年12月24日 15時

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