謎の手紙 ページ11
学校に着くとみんな驚いた顔をして私を見ていた。まぁ、いつもみたいに足首までじゃなくて膝下だもんな。そりゃ驚くわな。
三橋｢よぉ。ってなんだお前その格好(笑｣
｢まぁ、昨日帰ってからそのまま寝てしまってな。制服がしわくちゃ｣
理子｢おはよ！3人とも！｣
｢おはよう理子｣
理子｢湊音、珍しいね！その丈のスカート｣
｢まぁ、かくかくしかじかで｣
理子｢へぇ、でも似合ってるね!!｣
｢ありがと･･･////｣
理子｢あ、照れてる(ﾆﾔﾆﾔ｣
｢照れてないよ////｣
私はそう言いながら理子の頭をわしゃわしゃしながら教室に向かった。
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昼休みになると三橋と伊藤くんは屋上へ。私は教室でクラスの女子にわからない所を教えていた。
佐川｢三日月さん、さっき別のクラスの男から手紙貰ったんすけど｣
佐川からその手紙を貰った。なんだろ。私は手紙を開いて読んだ。内容は｢いきなりこんな手紙を送ってしまって申し訳ありません。どうしても三日月さんに伝えたいことがあります。今の時間校舎裏で待ってます｣との事だった。
佐川｢こ、これって･･･告白じゃないですか!!!!｣
｢でも、誰だ?名前は書いてないし｣
クラ女｢でも、今からって急過ぎない?｣
クラ女｢そうよね｣
｢取り敢えず行ってくるよ。あ、あとここはこれで解くと簡単だよ｣
クラ女｢あ、ホントだ！ありがとう！｣
私は笑顔で手を振り校舎裏に向かう。ってかホント誰だよ(汗)
･･･no-side･･･
佐川｢もし告白なら･･･大変だ!!伊藤さん!!｣
佐川は教室を出て屋上に向かった。屋上のドアを思いっきり開ける佐川。屋上には三橋と伊藤と理子の3人がいた。
伊藤｢ビックリしたぁ･･･｣
三橋｢佐川よ、ゆっくりドア開けろよ｣
理子｢そんなに急いでどうしたの?｣
佐川は湊音が別のクラスの男子から手紙を貰って校舎裏に行ったことを伝えた。
三橋｢あんな奴に告白するやつとかいるんだな｣
伊藤｢は？告白？｣
理子｢あ、あそこ！｣
理子の指を指す。その先には湊音が校舎裏に向かって歩いていた。
三橋｢んで、湊音を呼んだやつは･･･。お、いたいた｣
伊藤｢･･･俺、様子見てくる｣
伊藤はそう言うと屋上から去っていった。残った3人はその行動を見て･･･
三橋｢あぁー行っちまった｣
佐川｢告白止めるんすかね？｣
理子｢気になるわね･･･｣
三橋｢よし。こっそり後付けてみようぜ(ﾆﾔｯ｣
･･･no-side end･･･
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作者名：黒猫 | 作成日時：2018年12月24日 15時
