成績優秀、軟高の女番長2 (ページ1)

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第3話ツッパリ最凶軍団と因縁の闘い① ページ1

いつも通り伊藤くんと学校に行き昇降口で靴を変える。下駄箱を開けると大量の手紙が雪崩のように落ちてきた。

｢･･･｣

伊藤｢うわぁ、凄い量の手紙(汗｣

そう言いつつ伊藤くんも自分の下駄箱をかけるとこっちも雪崩のように落ちてきた。

伊藤｢･･･｣

｢伊藤くんも中々ね｣

伊藤｢参ったなぁ･･･｣

佐川｢うわぁ!!いいなぁ伊藤さん!それ何通か俺に分けてくださいよ!!｣

分けろってどう分けるんだよ(汗)

理子｢おはよ、2人とも｣

貴方･伊藤｢｢おはよ｣｣

理子｢湊音はともかく伊藤ちゃんもモテるのねそんなに髪型なのに｣

｢ｸｯ･･･(笑｣

伊藤｢そんな髪型って･･･ぇえ!!｣

｢ｸﾊﾊﾊ!!そ、そんな髪型!!(笑｣

伊藤｢もしかして･･･かっこ悪いと思ってた?｣

佐川｢そんな髪型って言っちゃってますからね｣

理子は何やらため息をつき、手紙をくれた子はみんな2人のことを思ってるんだねっと少し羨ましそうに呟いた。

理子｢いいなぁ、ぞっこんだね。私もぞっこんされたいなぁ｣

伊藤｢え、三橋に｣

伊藤くん、直球。理子はその質問に慌てすぎて最後にがすって言ってるし(笑)
それにしても･･･

｢理子、三橋見てないか？｣

理子｢見たわよ。本屋で立ち読みしてるところを｣

伊藤｢本屋で立ち読みって･･･あいつ学校には来るんだろうな｣

｢･･･いや、三橋のことだ。来ないだろ｣

佐川｢えぇええ!? そこは三橋のことだ。必ず来るだろ。じゃないんですか三日月さん!!｣

｢佐川、耳元で叫ぶな。うるさい｣

佐川｢あ、すみません｣

理子｢あれ?湊音そんなの付けてたっけ｣

｢ん？あぁ、伊藤くんからのプレゼント。な？｣

伊藤｢うん。勉強教えてくれたお礼とお弁当作ってくれたお礼で｣

｢しっかしホント中々いいセンスしてるな伊藤くん｣

伊藤｢ほんとー？｣

｢ホントホント(笑｣

その様子を後ろから見守る理子と佐川。なんか2人で話してる。何話してんだろ。

佐川｢あれで付き合ってないんすよ｣

理子｢ほんとよね。2人とも鈍感なのかしら｣

佐川｢鈍感なのかしらじゃなくて超がつくほど鈍感ッスよあれ｣

そんなことを話してるなんて私は全く知らなかった。