検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:6,125 hit

ページ3

月島side


そんなことをだらだら考えている時


昔二人で行った、占いの話がふと頭をよぎった。



「あなたたち二人は末永く幸せになるわ」



とか言われたな。

2人で末永くって言ったくせに、僕が死.んじゃってるじゃんか。


まぁ元々占いも信じない方だったから別にいいんだけどさ。


そのあとにAが言った

『幸せになろうね、2人で』

って言葉が頭から離れなくて

その時からAのことを幸せにするのが僕の目標だったな


僕がもう幸せにできないってことはAのことは他の人が幸せにするってことなのか



嫌だな。



嫌だけど、Aが幸せになれないのはもっと嫌だ。



「A」



そう読んでも君には聞こえない


目も合わない



大事な大事な彼女をおいて死.んだ僕なんかに彼女を幸せにする権利なんてない。


それでも僕は、Aに僕に囚われないで生きて欲しい

そう考えてしまうのは我儘だろうか。

ろ→←ろ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 生命線   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こま | 作成日時:2020年5月12日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。