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月島side


僕は幽霊とかは信じるタイプではなかったから、死んだらこのまま成仏するんだろうな、と考えてたんだけど。


まぁ、以外にも、そう簡単に成仏はできないみたいで。

どうやら心残りがあるから成仏できないらしい。

心残りって言ったって、もう死.んでるのに叶えることできるの?と疑問になる。

でも、生きている時の目標は「Aを幸せにすること」だったし、いくらか可能性はあるか。


じゃあ早速叶えに…と言いたいんだけど


実はここ、僕の葬.式会場なんだよね。


何故か意識が戻って起き上がったら、自分の身体から抜け出しちゃったみたいで
とりあえず僕の身体について行って、ここについたって訳。

え?なんでそんな冷静なのって?僕が聞きたいくらいだよ。


まぁそんなことは置いておいて。


今現在、僕は僕の遺.体が入ってる棺桶の上に立ってるんだけど


誰も気づいてくれない


そりゃそうか。幽霊だもんね。



「…いつも馬鹿みたいに笑ってるのに、泣かれたら調子狂うじゃん。」



とか言ってみても誰にも届いてない。


僕はまだ生きているみたいにここに居るのに。

そんなことを思いながら一歩後ろで見守る



君からは見えない僕がいて

僕からは見える君が違和感で。


なんて、



考えても仕方ないか。

そ→←そ



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設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 生命線   
作品ジャンル:泣ける話
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作者名:こま | 作成日時:2020年5月12日 18時

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