初恋【赤】

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私、だいちゃんに振り回されてばっか。




そう思うと長年の怒りがこみ上げてきて。





「 なんなの？

あんたにはっ、菜摘さんがいるでしょ、！？

なのに、こんなこと、許されると思ってんの？ 」





気づけば顔は涙でボロボロで。





「 私がどれだけ辛い思いしてきたかっ、わかる！？

わかんないだろうね！

だってあんたは、あんなに可愛い奥さんが、、 」



「 俺の気持ちやってわかってへんやろ！！ 」



「 は、、？ 」






突然大きい声でそう言うだいちゃんは



それまで必死すぎて気づかなかったけど、泣いていた。




でも、




なに？何か不満なことでもあるの？



笑わせないでよ。





あんなに可愛くて完璧な人と結婚しておいて？






「 俺やってなぁ、あいつと結婚したくてしたわけやないんや！


それでも、せなあかんかったんや、

ギリギリまで俺は結婚せえへんって言うとった 」





へ、そう、なの？



どういうこと？




菜摘さんが好きで結婚したわけじゃないってこと？





いろんなはてなが一気に頭の中で生まれて


混乱どころじゃなかった。




すると、だいちゃんはゆっくりとこっちへ近づいてきた。



そのまま次は前から抱きしめられて。





「 俺はAがずっと好きやったから 」



「 へ、、？ 」





.





更新遅れてしまって申し訳ございません、、


シンプルに夏休みを楽しんでおりました、、


今日から頑張ります！！



と言ってももう少しで完結、、かも、、？

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